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ゴールデンカムイ

ゴールデンカムイ

7.6(84)2018Returning Series5 シーズン
Action & AdventureAnimationComedy

あらすじ

明治時代後期。「不死身の杉元」の異名を持つ日露戦争の英雄・杉元佐一は、ある目的のために大金を手に入れるべく北海道にいた。そこにアイヌから奪われた莫大な埋蔵金という、一攫千金のチャンスが舞い込む。埋蔵金は網走監獄に収監中の男によって隠匿され、24人の脱獄囚の身体に刻まれた刺青がその在り処を示す手がかりだという。そんな折、ヒグマの襲撃を受けた杉元を、ひとりのアイヌの少女が救う。名をアシ(リ)パというその少女は、埋蔵金を奪った男に父親を殺されていた。さらに杉元の動きに呼応するように、かねてより埋蔵金を狙って暗躍していた北の最強部隊・第七師団や刺青を背負う脱獄囚たちの動きも顕在化していた。

スコア: 7.6TMDBユーザーの評価

シーズン

シーズン 1

シーズン1

12 エピソード · 2018

第1話ウェンカムイ

「不死身の杉元」と呼ばれた日露戦争の英雄・杉元佐一は、除隊後、一攫千金を狙って北海道で砂金採りに明け暮れていた。そんな折、杉元は現地で出会った中年男に、アイヌから奪われた埋蔵金の話を聞かされる。埋蔵金を奪った人物は網走監獄に収監中で、同房になった脱獄囚たちに埋蔵金の在り処を示す刺青を施したというのだ。当初はホラ話と思っていた杉元だが、その後の出来事によって話はにわかに真実味を帯びはじめる。

2018-04-0924

第2話のっぺら坊

杉元とアシ(リ)パは埋蔵金の手がかりを求め、北海道一の商業都市である小樽の街へと出向く。あまり有益な情報は得られなかったが、帰り道に後をつけてきた脱獄囚のひとりを罠で捕えることに成功。その男を尋問し、脱獄囚たちは殺し合いの末に散り散りとなり、刺青を彫った男が「のっぺら坊」と呼ばれていたことを聞き出す。そんな中、男が何者かによる遠方からの射撃で殺される事態が発生し、杉元とアシ(リ)パに緊張が走る。

2018-04-1624

第3話カムイモシㇼ

森の中を進む杉元とアシ(リ)パは、ヒグマが冬眠に使う横穴を発見。穴の前でアシ(リ)パが語るヒグマの知識に感心しきりの杉元だったが、そのときアシ(リ)パが自分たちに向けられた双眼鏡の光に気づく。時を同じくして、彼らに向かって移動を始める陸軍第七師団の追っ手たち。二人は急いでその場を離れるが、スキーで移動する相手との距離はどんどん縮まっていくッ! 杉元は二手に分かれてアシ(リ)パだけでも逃がそうとする。

2018-04-2324

第4話死神

アシ(リ)パの生まれ育った村に招かれた杉元は、住民たちに快く迎え入れられる。アイヌ料理に舌鼓を打ち、村の子供たちと遊ぶなどして和やかな時間を過ごす杉元。そんな中、杉元はアシ(リ)パの叔父から、埋蔵金やアシ(リ)パの過去について話を聞く。アシ(リ)パは大人びてはいるが、寂しがり屋でまだいたいけな子供――叔父の言葉に、杉元の心にひとつの決意が宿る。その夜、杉元は寝ているアシ(リ)パを残したままひとりで村を後にする。

2018-04-3024

第5話駆ける

杉元は二階堂兄弟に自ら食ってかかることで、身に迫った危機を回避する。その頃、杉元を追って小樽の街を訪れたアシ(リ)パは、レタ(ラ)の導きで白石と予期せぬ再会を果たし、彼の情報から鶴見たちの根城に行き着いていた。埋蔵金の分け前を得ることを条件に、杉元を救う手助けを買って出る白石。しかし、白石が建物への侵入に成功したのも束の間、レタ(ラ)の匂いに気づいた馬が騒ぎ出し、さらに二階堂兄弟の魔の手が杉元に迫る。

2018-05-0724

第6話猟師の魂

過日、小樽の山中でアシ(リ)パを追い詰め、狼のレタ(ラ)に重傷を負わされた谷垣は生きていた。彼を助けたのは、足を踏み入れた山の熊を全滅させてしまうと言われる凄腕の猟師・二瓶鉄造。二人は絶滅したとされる狼の存在に猟師の血を刺激され、レタ(ラ)との勝負を渇望していた。そんな中、二瓶の猟犬・リュウがいつもと違った行動を見せる。

2018-05-1424

第7話錯綜

雪山の中で死闘を繰り広げる杉元と二瓶。だが、谷垣にアシ(リ)パを人質に取られた杉元は、白石とともに動きを封じられてしまう。白石の縄抜けで拘束状態から抜け出したものの、アシ(リ)パと離れ離れになる二人。一方、狩猟用の罠で重傷を負った谷垣を置き去りにした二瓶は、アシ(リ)パを使ってレタ(ラ)をおびき寄せようと画策。狙い通りにアシ(リ)パの危機を察知したレタ(ラ)が姿を現し、銃を手に待ち構える二瓶に雷光のごとく迫る。

2018-05-2124

第8話殺人鬼の目

牛山に追われる白石は、鉢合わせた第七師団の兵士たちを巻き込むことでピンチを脱する。そんな中、町の建物が土方の一味に次々と爆破される事態が発生。騒動を尻目に銀行へと侵入した土方は、貸金庫から愛刀・和泉守兼定を奪取する。そこに爆破が陽動だと気づいた鶴見中尉が駆けつけ、撤退しようとする土方と火花を散らすッ! 一方、転んでもただでは起きない白石は、騒動後に土方の居場所につながる手がかりの入手に成功する。

2018-05-2824

第9話煌めく

辺見に誘われ、ニシン番屋で馳走に預かる杉元とアシ(リ)パ。そんな中、アシ(リ)パに隠した死体を発見されそうになった辺見は、杉元を外へと連れ出す。そこに第七師団の兵士が現れたことで、二人はニシン場の親方が住む豪邸に身を隠すことに。しかし、建物内にいた鶴見中尉らと遭遇し、戦闘状態となってしまう。負傷した辺見と建物を脱出した杉元は舟で逃げようと浜辺を走るが、背後から殺人衝動に突き動かされた辺見の凶刃が迫る。

2018-06-0424

第10話道連れ

世話になったアシ(リ)パの村を後にした谷垣は、二瓶の村田銃を手に尾形と二階堂との戦いを決意する。だが、残された弾は1発しかなく、足のケガもまだ完治していない谷垣にとって状況は圧倒的に不利。そんな中、ヒグマが食いかけた鹿の死体を発見した谷垣は、相手をそこにおびき寄せる作戦に出る。鹿の死体を調べる二階堂をヒグマが襲い、これを精密射撃で退ける尾形。その瞬間、尾形の居場所を察知した谷垣の銃口が火を噴くッ! 谷垣の一撃を食らいながらも、運良く致命傷を免れた尾形。そこに鶴見中尉らが駆けつけたため、尾形は逃亡し、一部始終を見届けた谷垣もその場から姿を消す。

2018-06-1124

第11話殺人ホテルだよ全員集合!!

札幌で武器を調達後、宿に泊まることにした杉元たち。一行は宿泊先に札幌世界ホテルを選ぶが、時を同じくして土方一味の牛山も同じホテルを訪れていた。女将の家永を気に入り、いきなり口説きにかかる牛山。だが、家永の正体は女装した老人男性で、しかも刺青を持つ脱獄囚のひとりだった。体の悪い部分を同じ部位を食べて治す考えを実践し、客を次々と餌食にしてきた家永は、新たな標的として牛山とアシ(リ)パに狙いを定める。

2018-06-1824

第12話誑かす狐

札幌を発った杉元たちは、長沼にあるアシ(リ)パの親戚の村を訪れる。村には占いが得意なインカ(ラ)マッという女性が滞在しており、彼女のよく当たる占いに村人は浮き足立っていた。杉元たちに会うなり、アシ(リ)パが父親を探していると言い当てるインカ(ラ)マッ。アシ(リ)パは驚きながらも、占いなどに惑わされまいと警戒を強める。一方、高い的中率に目を付けた白石はインカ(ラ)マッを競馬場に連れていき、占いで馬券を当てようとする。

2018-06-2524

シーズン 2

シーズン2

12 エピソード · 2018

第1話江渡貝くん

杉元たちが夕張に向かっている頃、ひと足先に同地を訪れた鶴見中尉一派は、剥製工房を営む青年・江渡貝弥作に接触していた。その目的は、江渡貝が墓地から盗み出したと思われる脱獄囚の刺青人皮を入手すること。江渡貝が墓泥棒を働いた際に落とした人皮の手袋を突きつけ、巧みな話術で彼の懐に入り込んでいく鶴見中尉。そして、工房の奥にある無数の人間剥製を鶴見中尉が目の当たりにしたとき、江渡貝がその本性を露わにする。

2018-10-0824

第2話まがいもの

試行錯誤の末、江渡貝は刺青人皮の偽物を6枚完成させた。だがそのとき、土方の一味に加わった尾形が、鶴見中尉の企みを暴くために工房を襲撃。江渡貝は刺青人皮とその偽物を持って逃げ出し、尾形を迎え撃った月島軍曹もすぐに彼の捜索に向かう。さらに杉元と白石までが姿を見せたため、尾形は二人に月島軍曹の邪魔をさせようと画策する。

2018-10-1524

第3話昔の話をしよう

夕張に留まり、江渡貝の工房で刺青人皮の偽物を見分けるための手がかりを探す土方たち。そこに突然火炎瓶が投げ込まれ、建物内に火の手が上がる。鶴見中尉に証拠隠滅を命じられた第七師団の兵士が、工房を包囲して攻撃を仕掛けてきたのだ。これに応戦する土方と尾形だが、徐々に追い詰められ、ついに中への侵入を許してしまう。第七師団の兵士たちが攻勢をかける中、二階堂が土方に、さらに兵士のひとりが尾形に襲いかかる。

2018-10-2224

第4話旭川第七師団潜入大作戦!!

アシ(リ)パの目撃情報を頼りに谷垣たちが旭川を目指している頃、杉元とアシ(リ)パたちは芦別に到着。無事に永倉と合流を果たすが、白石が第七師団に連行されたことを知る。一方、ひと足先に白石の救出に向かった土方とキロランケは、アイヌが「カムイコタン(神の領域)」と呼ぶ事故の多い渓谷で奪還作戦を決行。白石を護送中の第七師団が渓谷に架かる吊り橋に差し掛かったとき、橋のたもとに立ちはだかった土方が刀を抜く。

2018-10-2924

第5話腹の中

第七師団の本部に潜入した杉元と犬童典獄に変装した鈴川は、淀川中佐との面会を果たす。淀川中佐の前に出世につながる手柄をちらつかせ、白石を渡すように迫る鈴川。だが、そこに鶴見中尉の命を受けた鯉登少尉が現れ、本物の犬童典獄が流暢に使いこなす薩摩弁で揺さぶりをかける。対する鈴川も見事な受け答えで天才詐欺師の面目躍如たるところを見せるが、そこに綻びが生じた瞬間、鯉登少尉が二人に向けて拳銃の引き金を引く。

2018-11-0524

第6話阿仁根っ子

杉元たちが大雪山を下山している頃、谷垣の一行はとある町で電報を受け取る。フチが死装束を用意していると知り、アシリパを連れ帰る役目をあらためて心に刻む谷垣。そのとき、彼の脳裏に役目を欲していた過去の自分がよぎり、鶴見中尉に身の上を語った夜の記憶が蘇る。マタギだった頃の谷垣には、賢吉という同じマタギの親友がいた。妹のフミが彼のもとに嫁ぎ、そのことを喜ぶ谷垣。だが、その幸せは唐突な終わりを迎える。

2018-11-1224

第7話カムイホプニレ

谷垣の一行と合流後、杉元たちは近くにあるアイヌコタン(村)に立ち寄る。谷垣からフチのことを聞かされ、その身を案じるアシ(リ)パ。彼女を気遣い、杉元は一度故郷に帰ってはどうかと提案する。だが、強い覚悟でこの旅に臨んでいるアシ(リ)パにとって、もはや引き返すという選択肢はなかった。自分の未来のために前に進もうとする彼女の決意を受け止めた杉元たちは、のっぺら坊のいる網走監獄に向けて再び出発する。

2018-11-1924

第8話青い眼

釧路の海岸で食料を調達していた杉元たちは、突如バッタの大群に襲われる。避難した番屋の中でしばらく過ごすことにした男性陣は、その間、ラッコ鍋を食べることに。ところが、ラッコの肉が煮えるにつれてなぜかムラムラしてきてしまい、しまいにはそこに現れたキロランケも交えて相撲で気分を発散しはじめるのだった。一方その頃、舟で沖に避難していたアシ(リ)パは、一緒になったインカ(ラ)マッから衝撃の事実を明かされる。

2018-11-2624

第9話奇襲の音

屈斜路湖の湖畔にあるコタンを訪れた杉元たちは、村人から盲目の盗賊団が付近一帯で暴れているとの情報を得る。白石によれば、その親分は脱獄囚の都丹庵士で間違いないという。新たな刺青人皮を手に入れるべく、情報を求めて近くの温泉宿へと足を運んだ杉元たち。だが、相手の居場所を突き止めるよりも先に、夜の暗闇に乗じて盗賊団が襲撃。露天風呂に入っていた杉元たちは動けず、武器を持った敵に囲まれてしまう。

2018-12-0324

第10話新月の夜に

網走監獄が近づくにつれ、のっぺら坊が本当に父かもしれないことに不安を募らせるアシ(リ)パ。そんな彼女を勇気づけたのは、小樽から苦楽を共にしてきた杉元の存在だった。ついに網走へと到着した杉元たちは、白石の発案でトンネルを掘って監獄内への侵入を目指す。アイヌの漁師を装って作業を進めること数日、トンネルは土方が指定した地点まで到達。だが、杉元たちが出口から顔を出すと、そこには看守部長の門倉の姿があった。

2018-12-1024

第11話蹂躙

アシ(リ)パが連れ去られたのは、門倉から独房にいるのっぺら坊が偽物だと知らされていた土方の画策だった。その狙いは本物ののっぺら坊とアシ(リ)パを引き合わせ、金塊の在り処を聞き出すこと。舎房に乗り込んできた鶴見中尉の一派と杉元たちがにらみ合いを続ける中、土方はアシ(リ)パを連れて本物ののっぺら坊がいる場所へと急ぐ。一方、監獄内の攻防は、門倉がすべての囚人を解き放ったことでさらに激化の一途をたどる。

2018-12-1724

第12話呼応

杉元にアシ(リ)パのマキリを見せられたのっぺら坊は、それが娘のものだと気づく。彼は金塊の在り処を教える条件として、アシ(リ)パを連れてくることを要求する。一方、監獄内の争いは最終局面を迎え、土方が犬童典獄との決闘を制し、鶴見中尉の一派も囚人たちを制圧。そんな中、インカ(ラ)マッが杉元と一緒にいるのっぺら坊を見つけ、アシ(リ)パは彼が本物の父だと確信する。だが、直後に何者かの銃弾が杉元とのっぺら坊を襲う。

2018-12-2424

シーズン 3

シーズン3

12 エピソード · 2020

第1話樺太へ

アシㇼパを連れ去ったキロランケたちを追い、樺太にたどり着いた杉元ら先遣隊一行。荷物に隠れていたチカパシとアイヌ犬のリュウが一行に加わる想定外の出来事に驚きつつ、周辺での聞き込みを開始する。幸先よくアシㇼパらしき女の子の情報を得た一行は、少女が向かったという森へ。だが、そこにいたのはアシㇼパではなく樺太アイヌの女の子だった。そんな中、杉元らの前にイタチ科最大級の猛獣・クズリが出現し、襲いかかるッ!

2020-10-0524

第2話スチェンカ

スチェンカに勝利後、会場で見かけた大柄な日本人に声をかける杉元。岩息舞治と名乗った男と杉元は握手を交わし、その瞬間に互いの強さを本能的に感じ取るのだった。後日、杉元たちは再び試合に出ることになり、対戦相手として姿を現した岩息が刺青の脱獄囚だと知る。岩息の強さは凄まじく、杉元たちが4人がかりで殴りかかっても倒れない。そのうち殴られすぎた杉元が正気を失ってしまい、試合は混迷の様相を呈していくッ!

2020-10-1224

第3話いご草

キロランケたちがかつてウイルクの生まれた村があった場所を訪れていた頃、杉元らと岩息を見送った月島は、ふとしたきっかけから鶴見中尉の部下になった経緯を思い出す。それは、佐渡の島で疎まれながら育った少年時代と、いご草のような髪の娘との記憶と強く結びついたものだった。その娘と、日清戦争が終わったら駆け落ちをする約束をしていた月島。だが、彼の人生に暗い影を落としてきた父の存在によって願いは打ち砕かれる……。

2020-10-1924

第4話不死身の杉元ハラキリショー

樺太における政治・経済・文化の中心地である豊原にやって来た杉元たちは、いきなり置き引きの被害に遭う。鯉登の追跡により、犯人は樺太公演を控える曲馬団・ヤマダ一座の団員と判明。非礼を詫びる座長の山田が見せた手品をきっかけに、杉元は公演を利用してアシㇼパに自分の存在を伝えることを思いつく。さっそく出演者に加えるよう頼み込み、他の面々も巻き込んで練習を開始。そんな中、鯉登が驚くべき軽業の才能を発揮する。

2020-10-2624

第5話国境

キロランケたちはすでに国境近くの町・敷香まで北上していた。ロシアへの入国を目指すキロランケたちだが、スネに傷を持つ身では正規の手続きは望めない。そこで一行は遊牧民族であるウイルタに接触し、彼らになりすまして密入国することを計画。だが、キロランケがロシア皇帝を暗殺した実行犯だと知る鶴見中尉が、すでに彼の動向をロシアに流していた。その情報を得た国境守備隊の狙撃手・ヴァシリがキロランケたちを狙い撃つッ!

2020-11-0224

第6話悪兆

長い膠着状態に陥っていた尾形とヴァシリの一騎打ちは、夜が明けてついに決着の時を迎える。ウイルタ民族が天葬のため樹上に置いた棺桶に尾形が潜んでいると考え、先に引き金を引くヴァシリだが、それは尾形の罠だった。相手の居場所を確認し、ヴァシリを一撃で仕留めた尾形。しかし気配を消すための無理がたたり、尾形は高熱を出して倒れてしまう。朦朧とする意識の中、腹違いの弟・勇作にまつわる過去が尾形の脳裏に蘇る……。

2020-11-0924

第7話メコオヤシ

激しい風雪の中、2台の犬ぞりに分かれて移動する杉元一行。だが、そりを引いていたリュウが列を外れたせいで、杉元のグループがはぐれてしまう。その場で待つのは危険だと判断した月島らは、近くの建物へ避難。住人の老人に事情を説明し、燈台に灯りをつけてもらうことにする。一方、杉元たちは谷垣のマタギの知恵で寒さをしのごうとするが、それも限界に近づきつつあった。そのとき、杉元は吹雪の先に灯りを見つける……。

2020-11-1624

第8話人斬り

杉元一行がキロランケらを追って亜港監獄を目指している頃、北海道では土方の一味が新たな刺青人皮の手がかりを追っていた。標的は、幕末に「人斬り用一郎」と呼ばれた元殺し屋・土井新蔵。網走監獄の隠し部屋で見つけた新蔵の所有物がエトゥピリカのくちばしだと突き止めた土方たちは、その鳥が生息するという根室へ。同地で接触したアイヌコタンの村長から、脱獄後に病床の妻を看取った新蔵が漁場で働いているとの情報を得る。

2020-11-2324

第9話革命家

ソフィアを脱獄させるための条件が整う時を待つキロランケたち。そんな中、キロランケはアシㇼパに、ウイルクと共に日本に渡る前に起こったある出来事について聞かせる。皇帝暗殺の罪で指名手配犯となったソフィア、キロランケ、ウイルクの3人。彼らはウラジオストクで写真館を営む長谷川に接触し、日本語の指導を依頼する。長い逃亡生活を続けてきた3人にとって、長谷川から日本語を学ぶ日々は束の間の穏やかな時間だった……。

2020-11-3024

第10話狼においつく

亜港の岸辺に流氷が押し寄せ、ソフィアを脱獄させるための条件は整った。キロランケたちが監獄の塀に仕掛けた爆薬が爆発するのと同時に、中にいるソフィアたちも行動を開始する。ところが、爆薬の不発で脱出に使う穴の完成に手間取ったことに加え、外には獰猛なアムールトラが出現するという想定外の事態が発生。仲間と協力してトラを撃退後、ようやく外に出たソフィアは、そこでアイヌの服を着たアシㇼパの姿に気づく……。

2020-12-0724

第11話罪穢れ

刺青の暗号を解く鍵に気づいたアシㇼパの変化を、尾形は見逃さなかった。彼女を連れ出し、思い出したことを教えるよう促す尾形。だが、離れた場所で聞き出そうとする態度に、アシㇼパは疑念を抱く。その頃、月島と手分けして杉元を探していた谷垣と鯉登は亜港監獄の脱獄囚の襲撃を受けていた。谷垣の放った銃撃の音がキロランケたちのもとまで届き、尾形の手にした双眼鏡が、白石と共に近づいてくる杉元の姿を捉えるッ!

2020-12-1424

第12話生きる

負傷した谷垣に変わってキロランケを追う月島と鯉登だが、キロランケの仕掛けた爆弾によって月島が重傷を負う。戦いは鯉登とキロランケによる一騎打ちの様相を呈し、致命傷を負わされながらも鯉登を追い詰めていくキロランケ。だが、谷垣と月島の援護で鯉登は窮地を脱し、キロランケの自爆攻撃も間一髪で阻止することに成功。谷垣が一気にとどめを刺そうとしたとき、杉元たちと共に駆けつけたアシㇼパがそれを止めに入る……。

2020-12-2124

シーズン 4

ゴールデンカムイ 第四期

13 エピソード · 2022

第1話あばよロシア

樺太で再会を果たした杉元とアシㇼパ。キロランケの死や尾形の逃亡を経て相棒の契約を更新した二人は、他の先遣隊メンバーや白石と共に国境を越えてロシア領を後にする。北海道への帰還を目指してさらに移動を続ける中、鶴見中尉に状況を伝える電報を打つため敷香の街に立ち寄ることにした一行。ところが杉元が味噌を調達している間に、仲間たちが何者かの銃撃を受ける事態が発生ッ! 正確無比な射撃を行う狙撃手の正体とは……!?

2022-10-0324

第2話

土方と牛山は関谷に与えられた毒を飲み、仮死状態で地中に埋められていた。だが、覚醒した牛山が外にはい出し、朦朧とした意識のまま徘徊。そこに居合わせたいじめられっ子の少年・チヨタロウと奇妙な関係を築く。一方、捜索を続ける門倉とキラウㇱは関谷から脅迫状を受け取っていた。関谷の要求は、刺青人皮と土方を埋めた場所の交換。しかし、折しも刺青人皮を持つ永倉は不在で、受け渡しまで時間はない。二人はどう動くッ!?

2022-10-1024

第3話硫黄のにおい

第七師団御用達の登別温泉を訪れた宇佐美と二階堂は、そこで療養生活を送っていた菊田特務曹長と有古一等卒に接触する。同地には情報収集のために按摩に扮した都丹とその仲間たちが出入りしており、菊田と有古は雪山を行き来する不審者の存在から彼らの正体に迫りつつあった。そのことを知った都丹は、自分たちのほうから打って出ることを決断。不審者の捜索に出掛けた菊田と有古を待ち伏せ、夜の暗闇に紛れて襲撃を掛けるッ!

2022-10-1724

第4話ボンボン

昔日の鹿児島。14歳の鯉登は、問題行動の多い「ボンボン」として腫れ物のように扱われる毎日を過ごしていた。そこに訪れた鶴見中尉との出会い。鶴見中尉は食って掛かる鯉登の頬を張り、心を許した彼の言葉に耳を傾ける。そして二人は一緒に月寒あんぱんを食べ、いつか再会できた日には友人になろうと約束するのだった。それから2年後の函館。海軍兵学校への受験を控えた16歳の鯉登が、何者かに誘拐される事件が発生するッ!

2022-10-2424

第5話シネマトグラフ

鶴見中尉が大泊まで来るとの知らせを受け、豊原で待機することになった杉元一行。山でクズリを獲ると意気込むアシㇼパは、その前にお祈りをすると言い出す。“新しいアイヌの女”でありながら儀式を大切にする姿を不思議に思う杉元に対し、自分なりの考えを述べるアシㇼパだが、どうすればアイヌの文化を残せるのか答えを見出せずにいた。そんな二人の前に活動写真を撮影中という男たちが現れた矢先、樹上からクズリが襲いかかるッ!

2022-10-3124

第6話甘い嘘

大泊に向かう前に登別を訪れた鶴見中尉は、有古が持ち帰った都丹のものとされる刺青人皮を受け取る。だが、翌日になって有古が鶴見中尉の刺青人皮を奪って逃走。向かった先で、彼は死んだと思われていた都丹と合流する。一見、有古の裏切りに見えるこの行動には裏があった。有古と土方陣営の関係を見抜いた鶴見中尉が彼を脅迫し、わざと刺青人皮を持たせて二重スパイとして潜り込ませたのだ。巧妙な罠に対し、土方はどう動くッ!?

2022-11-0724

第7話樺太脱出

大泊で鶴見中尉と対面した杉元一行。もっともらしい口実でアシㇼパを杉元たちから引き離そうとする鶴見中尉だが、その魂胆に気づいたアシㇼパはアイヌの未来についての考えを問い、アイヌのために金塊が使われないのなら協力を拒むと言い放つ。彼女の態度に対し、額から髄液を垂らしながら笑い出す鶴見中尉。異様な光景を前に周囲の者がたじろぐ中、アシㇼパが空に向けて矢を放ち、彼女の意図を感じ取った杉元も行動を起こすッ!

2023-05-1524

第8話ヒグマ男

北海道に到着後、宗谷地方にあるアイヌコタンで世話になった杉元たちは、雨竜川で砂金が採れるとの情報を得る。だが付近には人を殺した熊・ウェンカムイも出没しており、何人もの砂金掘り師が犠牲になっているという。当座の路銀を稼ぐため現地に向かった杉元たちは、そこで遭遇した砂金掘り師の平太の教えを頼りに砂金掘りを開始する。そんな折、ウェンカムイが近くにいると言い出した平太がひとりで姿を消す事態が起こり……!?

2023-05-2224

第9話共犯

平太の死で杉元たちの砂金掘りは頓挫した。だが、平太が持っていた砂金の標本から金塊の産地となった川に脱獄囚の海賊房太郎がいるとわかり、次の標的に定める。同じ頃、土方のもとには樺太で杉元たちの前から姿を消した尾形が姿を現していた。尾形は土方に、網走監獄潜入後の出来事に加えてソフィアの存在とアシㇼパが暗号を解く鍵を思い出したことを報告。そんな中、札幌で脱獄囚の犯行と思われる連続娼婦殺人事件が発生するッ!殺人事件の情報は土方や鶴見中尉も知るところとなり、それぞれ脱獄囚の関与を疑う。土方は一味を率いて札幌へと向かい、オホーツク海沿岸でアシㇼパらを捜索中だった鶴見中尉も菊田に宇佐美を伴って現地で斥候として活動するよう命じる。鶴見中尉には、この任務に宇佐美の持つある特性が役に立つという確信があった。鶴見中尉と宇佐美の出会いは、宇佐美が12歳の頃にさかのぼる。鶴見は宇佐美と友人の智春が通う道場に出入りしており、二人から慕われていた。だがある日、鶴見をめぐる嫉妬心を暴発させた宇佐美が智春を殺してしまう。この出来事を経て日清戦争から戻った鶴見は、愛こそが兵士の攻撃性を引き出すと考えるに至るのだった。

2023-05-2924

第10話完璧な母

大泊で杉元たちと行動を共することができなかった谷垣。彼は鶴見中尉からインカㇻマッが自分の子を宿していると知らされ、解放する代わりにアシㇼパを連れ戻すよう命じられていた。だが北海道に戻った谷垣は、インカㇻマッとこれから生まれてくる子の傍にいる道を選択。彼女が入院している病院を突き止め、ついに二人は再会を果たす。しかしそこに見張り役の月島が現れ、鶴見中尉の命令を反故にした谷垣に銃口を突きつけるッ!

2023-06-0524

第11話蒸気船

土方と鶴見中尉の両陣営が札幌で起きた殺人事件を調べている頃、杉元たちは空知川流域にあるアイヌコタンを訪れていた。そこで変な刺青をした男を見たとの情報を入手し、目撃場所の歌志内へと向かった一行。しかし聞き込みの末に見つけたのは顔中に刺青を入れた男で、杉元たちは脱獄囚でないと判断。別れ際にアシㇼパが脱獄囚しか知り得ない内容の言葉をその男が発したのを耳にするも、姿を見失ってしまう。男の正体は一体……!?

2023-06-1224

第12話発射

房太郎が客室にいる間、彼と手を組むかどうかで杉元と白石の意見は分かれていた。難色を示す杉元に対し、提案に乗ることに前向きな白石。だが杉元の荷物を見て自分が標的だと気づいた房太郎は、戻るなり二人を始末しようとする。アシㇼパがそれを防ぎ、再び戦闘状態となる杉元と房太郎。木の枝にぶつかって川に落下したあとも戦いは続き、房太郎は杉元を川底に引きずり込む。水中での活動に長けた房太郎を相手に杉元の勝機はッ!?

2023-06-1924

第13話消えたカムイ

引き続き殺人犯を追う宇佐美は、捜査のための自慰行為にふけっていた。あきれた菊田が尾形を引き合いに出すと、怒った宇佐美は彼との過去を語り始める。父の愛を確かめるため弟・勇作を手に掛けた尾形だが、父は彼のことを見向きもしなかった。杉元との戦いで重傷を負って入院中だった尾形は、そのことを嘲笑した宇佐美を殴打して脱走したのだ。苦々しい記憶を振り返りながら、宇佐美は自分たちの前に尾形が再び現れると確信する……。同じ頃、杉元たちは札幌郊外の森の中にいた。杉元と二人で行動中、彼と心を通わすことに喜びを覚えるアシㇼパ。杉元と一緒にいられる今の状態が続くことを望む気持ちから、アシㇼパは杉元に金塊が見つかったあとの身の振り方をたずねる。だがそのとき、伐採の準備が進む大木の将棋倒しが発生し、二人は木の下で身動きが取れなくなってしまう。アシㇼパの無事を確認し、一緒になるはずだった梅子のことや彼女の治療費が金塊探しの動機だと明かす杉元。その後、白石らが二人を救出し、杉元たちは房太郎と金塊探しに関わる情報を共有する。その情報から父の思いを汲み取ったアシㇼパには、自分のやるべきことが少しずつ見え始めていた……。

2023-06-2624

シーズン 5

最終章

13 エピソード · 2026

第1話再会の街

脱獄囚の上エ地圭二を追って札幌にやってきた杉元一行。同地では鶴見中尉率いる第七師団の斥候と土方一味が脱獄囚と思しき連続殺人犯の捜索に動いており、アイヌの金塊をめぐって争う陣営が札幌に集結する状況となった。そんな中、牛山と都丹が新たな犯行に手を染めようとしていた上エ地と遭遇。上エ地を追って洋食屋に押し入った牛山だが、店内では杉元たちが食事中だった。そこに土方も姿を見せ、一触即発の状況にッ……!!  杉元と土方の間で火ぶたが切られた争いは、それを止めようとした牛山らも加わって混戦模様に。そこにアシㇼパが割って入り、土方にアイヌの未来についてどう考えているのかを問う。蝦夷共和国の構想を明かし、アシㇼパこそが多文化国家を象徴する主導者として最適だと答える土方。第七師団に金塊が渡ることだけは避けたい両陣営は協力する道を選び、アシㇼパと土方は刺青人皮の情報を共有する。しかし、土方が鶴見中尉から奪った刺青人皮の真贋をめぐってアシㇼパの中に新たな疑念が生じる結果となった。その後、土方に協力する石川啄木が宇佐美から死守した情報により、連続殺人犯が次に犯行を行う場所が札幌ビール工場だと判明する!

2026-01-0524

第2話打ち上げ花火

 連続娼婦殺害事件の犯人は、ロンドンで起きたジャック・ザ・リッパーの事件を再現しようとしている――そう推理した石川啄木からの情報で次の犯行場所が札幌ビール工場だと突き止めた杉元と土方たちは、三人一組の部隊に別れて待ち伏せする作戦を実行に移す。そんな中、門倉が同じく殺人犯を追って周辺を探索していた宇佐美と接触。犯人と勘違いした牛山の部隊により、犯人発見を知らせる花火が打ち上げられてしまう……。  花火が誤って打ち上げられるのと前後して、別の場所では本物の犯人であるマイケル・オストログが夏太郎の変装に引っかかっていた。土方が仕留めにかかるも、これを回避したオストログはそのまま逃走。一方、花火の発射で色めき立つ杉元たちは、牛山を追って工場内に侵入する。そこに宇佐美と合流していた第七師団が立ちふさがり、ビール樽が並ぶ貯酒室で戦闘が勃発。樽から流出したビールを浴びて杉元たちが泥酔状態に陥る中、その場からアシㇼパを連れ出した菊田は、彼女に父親の身に何が起きたのかを知るために鶴見中尉と話すよう説得を試みる。だがアシㇼパはこれを拒絶、父親の汚名をそそぐよりもアイヌの未来を優先させると力強く言い放つ。

2026-01-12

第3話篤四郎さんの一番

 オストログの逃走を許した土方たちだが、都丹や有古の索敵能力を頼りに追跡を続けていた。追い込まれたオストログは、箱詰め作業場の藁苞に火を放ち再び逃亡。同じ頃、宇佐美に追い回されていた門倉は、ついに捕まり土方から託されていた刺青人皮を奪われてしまう。そこに尾形が姿を見せたことで、宇佐美と激しい戦闘に突入する。一方、杉元とはぐれて動力室に足を踏み入れたアシㇼパだが、そこに逃走中のオストログが現れ……。  アシㇼパがアイヌだと気づいたオストログは、アイヌの伝承と聖母マリアを重ね、自らの犯行を正当化。それをアシㇼパに否定され凶器を向けるが、駆けつけた杉元によって始末された。時を同じくして、尾形と宇佐美の戦いも佳境を迎えていた。尾形の不意を突いた銃撃で重傷を負うも、鶴見中尉との合流を目指す宇佐美。だが尾形に背後から撃ち抜かれ、宇佐美は鶴見中尉の胸の中で死んでいった。その後、上エ地が煙突の上に現れ、自分のせいで暗号はもう解けないと挑発。しかし、各陣営は刺青をすべて集めなくても暗号は解けるとすでに気づいていた。煙突から転落した上エ地は、期待した反応を得られなかったことに絶望して最期を迎えるのだった。

2026-01-19

第4話故郷を作る

 オストログの死体を確保した土方たちが撤収を図る中、杉元たちは炎と煙に包まれたビール工場内に取り残されていた。そのことを知り、捜しに向かう房太郎。だが、彼の目的は救出ではなかった。房太郎は杉元を裏切り、アシリパと門倉が持っていた刺青人皮を奪取。抵抗を試みるアシリパに対し、アイヌや金塊のことなど忘れて杉元と家族になれとささやく。しかしそこに第七師団の鯉登が現れたことで、両者の激しい戦いが勃発するッ!  房太郎に水中へと引き込まれ、窮地に立たされる鯉登。月島が駆けつけて房太郎を退けることに成功するが、鯉登はアシリパよりも自分の救出を優先した月島を一喝する。その頃、房太郎から逃れたアシリパは二階堂に捕らえられていた。アシリパの確保を受け、鶴見中尉はビール工場からの撤収を指示。一方、房太郎と和解した杉元は、第七師団が消防組を装って逃走したと知り、房太郎が運転するビールの販売宣伝車で追跡を開始する。だが第七師団の蒸気ポンプと激しいチェイスを繰り広げる中で、房太郎が敵の銃弾を浴びてしまう。房太郎は白石に自分のことを忘れるなと告げると、アイヌから得た情報を託して命を落とすのだった。

2026-01-26

第5話小指の骨

 アシㇼパを奪還すべく杉元たちは第七師団の追跡を続けるが、そこにソフィア率いる極東ロシアのパルチザンが介入。ソフィアは月島と争った末に捕らえられ、それを受けて鶴見中尉は彼女とアシㇼパを一時的にかくまう判断を下す。教会の一室で鶴見中尉と対峙することになったアシㇼパとソフィア。鶴見中尉への信頼が揺らぎ始めていた月島と鯉登が外で聞き耳を立てる中、鶴見中尉の口から彼らが知らなかった真実が明かされる……。  かつて、皇帝暗殺の罪で指名手配犯となったソフィア、ウイルク、キロランケが出会った写真館を営む日本人・長谷川と鶴見中尉は同一人物だった――その事実を突きつけられ、驚愕の表情を浮かべるソフィア。鶴見中尉はソフィアたちが写真館を訪れなければ妻と娘は死ななかったと話すと、ソフィアに対し北海道に渡ったウイルクに何が起きたのかと問う。彼女が受け取ったキロランケからの手紙によると、ウイルクは娘のアシㇼパが生まれたのをきっかけに変わってしまったのだという。そして、アイヌの金塊の在り処を知る老人の目撃情報をきっかけにウイルクとキロランケの対立が顕在化し、二人の関係は断絶するに至るのだった。

2026-02-02

第6話全ての元凶

 ソフィアから北海道に渡ったウイルクの変化が明かされたあと、鶴見中尉はその後の彼の歩みについて語り始める。ウイルクたちが金塊の在り処を知る老人の消息を追っている頃、鶴見中尉は部下と共にその老人を最初に目撃した有古の父に接触。彼の話から、ウイルクがかつて自分の写真館を訪れたゲリラの男だと確信する。そして、有古の父にウイルクの過去を教えることで、金塊を探すアイヌたちの関係に大きな亀裂をもたらした……。  鶴見中尉が放ったウイルクの過去という“毒の矢”により、金塊を探すアイヌたちの間で殺し合いが起きた。過去を知る者に追われていると悟ったウイルクは、自分の顔の皮を剥いで別の死体に被せることで自ら死を偽装。それを見抜いた鶴見中尉に追い詰められたものの、網走監獄に逃げ込んでのっぺら坊となった。そう話した鶴見中尉は、さらに妻と娘をウイルクに殺されたと明かした上で、それでも自らの目的は日本国の繁栄だと断言。部屋の外で話を聞いていた月島と鯉登は、その言葉に安堵する。そして鶴見中尉は、黄金にカムイがいるとすれば、それはアイヌに災厄をもたらす「ゴールデンカムイ」だと高らかに唱えるのだった。

2026-02-09

第7話イポㇷ゚テ

 鶴見中尉から刺青の暗号の解き方を教えるように迫られたアシㇼパは、暗号の鍵と思われる父のアイヌ語での名前「ホㇿケウオㇱコニ」を口にしてしまう。伝令を装って部屋に入った有古がアシㇼパの解放を試みるが、鶴見中尉はこれを察知。強行策に出た有古は、加勢してきた月島と鯉登の妨害をかいくぐってアシㇼパたちと教会を脱出する。ちょうどそこに駆けつけた杉元たちの宣伝車で逃走を図るが、有古だけが乗り遅れてしまい……。  月島に銃で撃たれた有古は、菊田によって病院に運ばれたあと、父の形見が致命傷を防いでいたおかげで一命を取り留める。同じ頃、鶴見中尉はアシㇼパから聞き出した暗号の鍵が正しいと判断。その手腕に感服する鯉登だが、鶴見中尉がアシㇼパたちに語ったことが、自分たちに盗み聞きをされているとわかった上でのウソである可能性に気づいて戦慄する。一方、杉元たちは土方らと合流後、鶴見中尉から奪った刺青人皮の中に本物が含まれる証拠を見つけ出す。これを受け、アシㇼパは暗号の鍵が「ホㇿケウオㇱコニ」だと確信。暗号の解読を進めつつ、房太郎の情報で判明したアイヌが最初に金塊を隠した場所に向かうため、杉元たちは列車に乗り込むッ!

2026-02-16

第8話東京愛物語

 列車で移動中にうたた寝をしていた杉元は、菊田との出会いにまつわる夢を見る。故郷から東京に出てきた矢先、陸軍士官の候補生らとケンカになった杉元。それを止めたのが、当時第一師団で候補生を指導していた菊田だった。菊田は杉元を食事に誘うと、第七師団長の息子・花沢勇作の替え玉となって見合いをしてほしいと持ちかける。財閥の令嬢・金子花枝子を相手とするその縁談は、勇作の母がある思惑で仕組んだものだった……。  勇作の母の目的は、息子が死亡率の高い聯隊旗手になるのを防ぐため、花枝子に旗手になる暗黙の要件である童貞を奪わせることだった。菊田からマナーを教わり、「花沢勇作童貞防衛作戦」を実行に移す杉元。ところが食事が想定外の洋食だったせいで窮地に陥り、1回目の見合いから先行き不安な雰囲気に。その後、勇作の本音を知りたくなった杉元は独断で本人に接触するが、きれい事を語る勇作に苛立ちを覚えるだけの結果に終わってしまう。そして迎えた2回目の見合い。いよいよ本気を出してきた花枝子が、強引な手口で勇作に扮した杉元に迫る。そこに勇作の童貞を案じた鶴見少尉と部下が乗り込んできたことで、事態はさらに混迷を深めていくッ!

2026-02-23

第9話決意の号砲

 花枝子の危機を察した杉元は、浴室から全裸で飛び出し、菊田と共に彼女を連れて逃走。その最中に勇作と鉢合わせ、彼の替え玉だとばれてしまう。ところが花枝子の心境の変化により、杉元のほうが求婚を断る流れに。こうして縁談は破綻し、杉元と菊田も別れたのだった。目を覚まし、次に菊田と会うときは本気で戦う覚悟をする杉元。だがその頃、暗号の解読を終えた鶴見中尉と菊田の間で抜き差しならない事態が発生していた……。  宇佐美が死ぬ間際にもたらした情報によって、鶴見中尉は菊田が中央のスパイであることを把握していた。銃で撃たれた菊田は、鶴見中尉を「ノラ坊」こと杉元が倒すと告げたあと、月島にとどめを刺されて絶命。それを見届けた鶴見中尉が、各地の部下を金塊が隠された場所に集結させる命令を下す。同じ頃、列車で移動中の杉元たちも暗号の解読に成功していた。金塊が隠された場所は、かつて土方が幕軍として官軍と戦った地・五稜郭。ひと足早く目的地に到着した杉元たちだったが、鶴見中尉からの電報を受けた別動部隊と遭遇。これを退けたものの、鶴見中尉の動きが判明したことで、杉元たちは五稜郭に止まって第七師団を迎え撃つ決意を固めるッ!

2026-03-02

第10話私たちのカムイ

 杉元たちが第七師団を迎え撃つ準備と金塊の捜索を進める中、土方が協力の約束を取り付けていたソフィア率いるパルチザンが合流。その後、土方の見込み通り、彼の刺青を手がかりに掘り進めた場所から北海道の土地の権利書が発見される。土地を守るために金塊が使われていたと知り、自分と先人たちの考えが同じだったことを喜ぶアシㇼパ。対して失望の色を隠せずにいた杉元たちだが、権利書の内容から新たな事実が明らかになる……。  アイヌの金塊は土地の購入にすべて使われてしまったわけではなく、半分ほどがまだ手つかずで残っている――土方がその事実に気づいたことで、にわかに色めき立つ杉元たち。だが、そこに鶴見中尉率いる第七師団を載せた駆逐艦が現れ、海上から五稜郭に向けて艦砲射撃を仕掛けてきた。投降の意を示した永倉が鶴見中尉に権利書を譲り渡すことを条件に仲間の命の保証を懇願するも、芝居だと見抜かれて交渉は失敗。同じ頃、杉元たちは土方が門倉の刺青をもとに残りの金塊の在り処だとにらんだ場所で馬用の井戸を発見する。杉元とアシㇼパがさっそく井戸の中を調べに向かい、そこで二人は長い旅の中でずっと探し求めてきた金塊をついに見つけ出す。

2026-03-09

第11話五稜郭攻囲戦

 箱館戦争中に五稜郭に出入りしていた若き土方は、金塊を隠したアイヌたちと出会い、彼らに戦闘で負傷していたところを救われる。だが政府軍に見つかり、そのまま連行され幽閉状態に置かれる身となったのだった。それから時が経ち、ロシア領事館に隠されていた金塊はウイルクたちによって五稜郭に移され、杉元たちがそれを発見するに至った。一時中断されていた駆逐艦の艦砲射撃が再開される中、杉元たちは局面を打開できるのか⁉︎  気球を使った観測により、駆逐艦の艦砲射撃は杉元たちが敵の攻撃を防ぐために築いていた堡塁を次々に破壊していく。さらに鶴見中尉の号令をきっかけに、100名を越す第七師団の歩兵が五稜郭の入口となる3つの橋に向かって一斉に突撃を開始した。杉元たちとソフィア率いるパルチザンがこれを迎え撃ち、五稜郭の各所で戦闘が勃発。そんな中、土方から別命を受けた門倉は、永倉たちと共に函館山を訪れていた。その目的は、箱館戦争時に新撰組が隠した回天丸の主砲を使って五稜郭を守ること。主砲からの砲撃は見事命中し、4隻の駆逐艦を攻撃不能にすることに成功。だが南口で稜堡の一部が制圧され、ついに敵の侵入を許してしまうッ!

2026-03-1624

第12話武士道

 五稜郭内に攻め込んできた第七師団を迎撃する杉元たち。そんな中、二階堂に狙撃された土方をかばった都丹が致命傷を負ってしまう。土方を先に行かせた都丹は、押し寄せる敵と銃撃戦を展開。一方その頃、鶴見中尉は月島と鯉登を従えて土地の権利書の捜索を進めていた。ところが、鯉登が鶴見中尉に対し、嘘で試した人間の愛しか信じていないのではないかと問いただす。時を同じくして、杉元は二階堂と死闘を繰り広げていたッ!  二階堂の体に銃刀を突き刺し、戦いにけりをつけようとする杉元。対する二階堂は、双子の弟・洋平を殺した杉元への復讐に執念を燃やし、隠し持っていた手投げ弾を起動させて自爆攻撃に打って出る。杉元がこれを間一髪回避したことで、両者の死闘は二階堂の爆死という結末に終わった。その後、杉元たちと第七師団との戦いはさらに激しさを増していき、白石はアシㇼパと土地の権利書を守るために五稜郭からの脱出を決断。だが、その動きに気づいた鯉登の妨害により、白石とアシㇼパは離れ離れになってしまう。孤立したアシㇼパを見つけ、猛然と迫り来る鶴見中尉。そこに馬に乗った杉元が駆けつけ、二人は再合流した白石と五稜郭の北口を目指すッ!

2026-03-23

第13話ウイルクの娘

 五稜郭からの脱出を目指す杉元たちは、北口で戦っていたソフィアを発見。一緒に逃げるように促すが、ソフィアは敵を食い止めるためにその場に留まる道を選ぶ。別れ際、アシㇼパに未来はあなたが選んでと告げたソフィア。しかしその直後にソフィアは鶴見中尉の放った銃弾に倒れ、さらに銃撃で体勢を崩した馬からアシㇼパが落下してしまう。杉元とアシㇼパが離れ離れになりかけたそのとき、意外な人物が救いに駆けつける……。  アシㇼパを救ったのは、家族ができたことをきっかけに別れたはずの谷垣だった。杉元たちが五稜郭にいると聞きつけた谷垣は、役目を果たして過去にケジメをつけるために行動を起こしたのだ。その後、五稜郭から脱出した杉元たちは、ヴァシリとのスナイパー対決を制した尾形の狙撃をかいくぐって土方たちと合流。ちょうど通りかかった函館駅行きの列車に乗り込むが、車内には第七師団の第二陣が乗り込んでいた。機先を制して牛山が敵に襲いかかり、そのスキに列車を降りようとする杉元たち。だが追ってきた鶴見中尉に谷垣が撃たれ、杉元たちは車内で戦うことを余儀なくされる。さらに尾形も姿を見せ、暴走列車を舞台にした大乱戦が幕を開けるッ!

2026-03-30