
キングダム
あらすじ
圧倒的スケールで描く、 初の春秋戦国アニメ! 紀元前、中国。時代は春秋戦国時代。西方の国、秦で戦災孤児として暮らしていた二人の少年、信と漂の夢は、日々鍛錬を積み、いつか戦で武功を立てて天下の大将軍になること。そんな二人にある転機が訪れる。王宮に仕える大臣、昌文君の目に留まった漂が王宮に召し上げられたのだ。だがほどなくして王宮の勢力争いに巻き込まれ大けがを負った漂が、命からがら故郷へと戻ってくる。そして漂から託された地図を頼りに訪れた村で信は、漂とうり二つの少年、政と出会う。この少年こそ秦王、嬴政…後の始皇帝であった。
スコア: 7.7 — TMDBユーザーの評価
シーズン

シーズン 2
シーズン2
39 エピソード · 2013
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シーズン 2
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39 エピソード · 2013

第1話新時代
もとは下僕の身でありながら、戦場に出て武功を上げ、三百人将となった信。信が率いる飛信隊は、特殊部隊として戦場を駆けまわっていた。激烈な戦を戦い抜いてきた彼らは多くの勝利を積み重ね、その存在は敵にも味方にも知られるようになっていた。一方、王宮内では若き王・嬴政と国の実権を握る丞相・呂不韋の権力争いが激化。様々な野望が渦巻き、今、新しい時代が動き始める!

第2話静かなる戦場
昨年、王騎を討ったかたきである趙国宰相・李牧が突如秦国へと来訪するという。騒動の発端は呂不韋であり、この異常事態に、王宮に呼び寄せられた信と羌瘣は衛兵へと姿を変え会見へと紛れ込む。緊迫した雰囲気の中、固唾をのんで見守る一同とは裏腹に和やかに会話をすすめる呂不韋と李牧。その様子に戸惑う信たちだったが、不意に呂不韋は「李牧を殺す」と言い放った。

第3話嵐の祝宴
呂不韋と李牧の激しい駆け引きの末、秦趙同盟を成した両国はそれを祝して盛大な宴会を催すことになる。会場内には、その場に出席した信と羌瘣が思わず目を奪われる程華やかな光景が広がるが、それとは裏腹に秦趙両国の間には張り詰めた空気が漂っていた。そんな雰囲気をよそに意気揚々と宴会の席に付く信だったが、その向かいには仇敵・李牧の姿が。

第4話王と蟻
五年で将軍になることを政に誓い、再び戦場へと戻った信。しかし、大きな手柄を上げるほどの戦には出会えず焦りを募らせる。そんな中、信たちのいる前線地帯で秦国軍を押し返すべく魏国軍が集結し、思わぬ大軍と化していた。この好機に、飛信隊は敵将を討つべく単独で敵本陣を急襲する。しかし、相手の防陣を突破した先にいたのは、すでに敵将を討ち取り悠然とたたずむ秦国の若き将・王賁であった。

第5話第三勢力
貴士族のエリートで構成された秦軍特殊三百人隊・玉鳳隊を率いる王賁は、戦の素人集団である飛信隊を「蟻」と呼びさげすむ。その屈辱に思わず剣を抜く信だったが、王賁が繰り出したやりは信を圧倒し、力の差を見せつけた。その夜、悔しさにほえる飛信隊は、玉鳳隊を出し抜くべく自分たちにしか出来ない過酷な作戦を実行することを決意する。

第6話美しき猛毒
大王派と呂不韋派とは別に新たに姿を現した第三勢力・後宮。そこは政の母・太后が支配する特別な領域であり、絶大な勢力を擁するが、これまで権力争いには興味を示さず静観していた。しかし、その後宮から大王派である肆氏の元に突如書簡が届けられる。これに太后の闇を知る昌文君は強い警戒心を示す。この事態に大臣たちが対応を議論をする中、政は誰にも話すことなく一人後宮へと向かう。

第7話呪われた王子
かつて秦国と趙国の間で起こった長平の戦い。この戦で秦国は勝利を収めるが、未曾有の大虐殺を行ったことで趙国から深い恨みを受けることとなる。その恨みは趙国に残された秦国の王子・嬴政に向けられ、彼は幼い頃から侮蔑と虐待の日々を暮していた。月日は流れ、時の秦王崩御を機に、政を秦国へと逃がす極秘の計画が趙国の闇商人・紫夏の元に持ち込まれる。

第8話政と紫夏
失敗すれば命がないことを知りながら、紫夏は政を秦国へ送り届けることを決意し、一行は趙国を抜けるための5つの関門へと向かう。紫夏の手腕により1つ目の関門を通過するが、その一方で、政はうつろな目のまま何かにおびえるかのように夢にうなされ続ける。その様子を見た紫夏は政の身に異変が起こっている事を感じ取るがどうすることもできずにいた。そんな中、政が隠れている俵に突如矢が射ち込まれる。

第9話つなぐ願い
味も匂いも痛みも何も感じることが出来ず、自分は壊れてしまっていると語る政。過去の亡霊に縛られ前に進むことが出来なかった政だが、紫夏が差しのべた手は政を闇から強く引き上げ、その手に救われた政は正気を取り戻す。最後の関門を抜けた一同は秦国への道を急ぐが、ついに趙国の騎馬隊に追いつかれてしまった。戦いながらの逃走は激烈を極め、敵の猛攻に次々と仲間が倒れていく中、紫夏は決意の表情を浮かべる。

第10話砕けた愛
始皇5年、秦国は魏国の地・山陽一帯を領土とすべく、大軍を興して魏国へ侵攻させる。信たちは、秦国総大将・蒙驁率いる本軍に組み込まれ、気合い十分で行進する。 一方王宮では、後宮の権を握る実力者たちが政の元へと来訪し、これで助力を得られると、大臣たちは大いに盛り上がる。しかし、ある夜、宮女・向は政の敵であるはずの呂不韋と仲むつまじく歩く太后の姿を目撃してしまう。

第11話揃い踏み
王宮内の勢力争いにおいて、政に協力したかと思われた太后だったが、実は政の宿敵・呂不韋と裏でつながっていた。二人の密会の現場を目撃してしまった宮女・向は、気配に気づいた宦官の手により深手を負ってしまう。 そのころ、戦場では、魏国に侵攻中の秦国軍の中にいる信、王賁、蒙恬の若き将が、それぞれ大きな武功を目指し、ついに最初の城・高狼へと到着する。

第12話高狼城攻略
宮女・向の命がけの証言により呂不韋と太后の不義を知った政陣営は、一気に敵陣営を打ち砕くべくその事実を触れ回る。その効果は即座に現れ、呂不韋陣営を大きく揺るがすこととなる。一方、高狼城を攻める秦国軍は、敵の巧みな防御術の前に苦戦を強いられていた。戦局は動かず、徐々に士気が下がっていく。強固な城壁を前に飛信隊も手が出せずにいた。そんな中、玉鳳隊が単独前へと出る。

第13話俺の戦り方
井闌車を用い、高狼城の城壁の上へと攻め込んだ王賁。その勢いのまま玉鳳隊は城門を奪うが、城内へと攻め込んだのは蒙恬の楽華隊だった。そして電光石火の早業で秦国軍は城を陥落させる。ところが、その奪い取った城では秦国軍兵士による魏国の民への暴力行為が行われ始めていた。あまりに悲惨な状況に信は激高し、相手が秦兵にも関わらず剣を向ける。

第14話その男、廉頗
かつて趙国三大天の一人として天下を恐れさせ、秦国六大将軍とも互角の戦いを繰り広げた廉頗大将軍。しかし、時の趙国王の命に背いた事で国を追われ、魏国へと亡命する事となった。その後一度も軍を率いる事はなかった。しかし、魏国王の命により国に攻め入ってきた秦国軍を討つべく再び戦場に立つ事になった。そして大戦を前に、廉頗と共に死線をくぐり抜けてきた四天王の一人・輪虎がひそかに動き出す。

第15話武将の空気
秦国軍は魏国侵攻後、三つ目の城となる近利関も落とし、飛信隊も敵将を討つ武功を上げる。しかし、喜びに沸いていたのもつかの間、廉頗四天王・輪虎の暗躍によって秦国軍の千人将が次々と斬られていく。警備を強化するも輪虎を捕える事はできなかった。そして近利関を出立した秦国軍に再び輪虎が襲いかかる。その殺気に対じした者たちはひるんでしまうが、信は真っ向から斬りかかる。

第16話真夜中の大将軍
魏国に名だたる武将はおらず、亡命した廉頗も軍を率いる事はないと考えられていた。しかし廉頗が出陣した事が秦国軍に伝えられると、一同は焦りを隠せないでいた。しかし、総大将・蒙驁は柔和な笑みを浮かべたまま動じる様子はない。だが蒙驁は、かつて幾度となく廉頗と戦い一度も勝った事がないという過去を持っていた。その夜、不思議な癖を持つ蒙驁は、老人歩兵に化け陣内をこっそり徘徊する。

第17話開戦前夜
輪虎の手により多数の千人将を失った秦国軍は、急遽、現在の三百人将の中から二名を千人将へと昇格させるという。一同が注目する中、選ばれたのは玉鳳隊・王賁と楽華隊・蒙恬だった。その結果に信は悔しさを隠せなかった。ところが、総大将・蒙驁の推挙により、信も臨時ではあるが千人将へと昇格を果たすこととなる。

第18話激突!
決戦の地・流尹平野へと到着した両軍。此度の戦で蒙驁軍の副将を務める二人の武将、桓騎と王翦、この二人を率いた蒙驁は穏やかな中にも決意を秘め、長年の敵である廉頗に挑む。対する廉頗も共に激烈な戦場を戦い抜いてきた四天王を従え、激突のときを待つ。その顔には余裕の笑みを浮かべ自信と闘志が満ちあふれていた。そして両軍の陣形が整うと、ついにその第一陣が激突する。

第19話玄峰の奇策
戦の序盤、勢いで勝っていた秦国軍。第一陣で急造の千人隊は統率がとれず徐々に押し込まれていく。それは玉鳳隊も同様であり、その隙を狙った輪虎が王賁に襲いかかる。王賁はひるむことなく輪虎に果敢に打ち込むが捕えることはできない。第一陣の苦戦を見た秦国軍は第二陣を送り込むも、次々と崩されてしまう。しかし、その中で飛信隊だけは怒涛の攻撃をみせる。

第20話飛信隊逆襲
飛信隊の活躍により一時は勢いを取り戻したかに見えた秦国軍。しかし魏国の第二陣を率いる廉頗四天王の一人・玄峰の策により辺り一面が煙に覆われると、突然のことに混乱する秦国軍は敵の弓兵になすすべもなく、さらに煙の中から現れた装甲戦車に脅やかされていく。そんな中で唯一飛信隊は敵の策を見抜いて逆にかく乱し、さらにこの状況を打開すべく強行突破で敵本陣へと迫る。

第21話盗賊対軍略家
反撃に出た飛信隊と玉鳳隊だったが、秦国軍を壊滅させた玄峰は早々に退却してしまい、秦国軍は大敗を喫してしまった。一方、秦国軍の副将・桓騎は廉頗四天王の一人・介子坊と交戦していた。桓騎の奇襲に苦しめられた介子坊は、やむなく玄峰と将を交代することに。隠されていた桓騎本陣を当てた玄峰。そんな玄峰の本陣に突然、桓騎が姿を現した。

第22話蒙恬の提案
秦国軍副将桓騎が敵将玄峰を討ち取ったという報告が届いた。信は桓騎に続き敵将・輪虎を討ち取ろうと闘志を燃やす。しかし、蒙恬は今の戦い方では到底太刀打ちできないと語る。なぜなら輪虎はかつて秦国六大将軍の王騎に一太刀浴びせたこともある強者で、今回はまだ本気を出していないというのだ。輪虎を倒すため、蒙恬は信と王賁にある提案をする。

第23話三隊共闘
魏国軍の猛攻の中、秦国中央軍は守備に徹した戦いを進めるが、その中で蒙恬率いる楽華隊が独断で遊軍と化し、単独前へと出る。その動きに敵も味方も驚く中、信と王賁だけは戦況を見つめたまま合図を待つ。これこそが三隊で輪虎を討つために、前日、蒙恬から提案された作戦であったのだ。そのまま楽華隊は輪虎本陣に突撃するが、その前には屈強な輪虎兵が立ちはだかった。

第24話越えるべき壁
狙い通り、輪虎兵を次々と討ち取っていく楽華隊。そして、蒙恬の合図で飛信隊と玉鳳隊が輪虎本陣へと攻め入った。だが、動じる様子のない輪虎は、逆に猛攻を仕掛けてきた。一方、左軍では敵に押し込まれ本陣が後退する中、唯一、壁はその場で奮戦していた。ところがそこへ、本陣とともに退いていたはずの秦国軍副将・王翦が現れる。

第25話裏の裏
王翦将軍の命により五千の兵を率いる将となった壁は、廉頗四天王の一人・姜燕の迎撃に向かう。敵を討つのに絶好の地形に敵軍を追い込んだ壁。圧倒的有利な状況で姜燕を討ち取ろうとする。しかし新たな敵軍の出現によって逆に窮地に追い込まれてしまう。これまでの優位は罠だったのだ。そんな中、突如現れたのは、壁に燕姜の迎撃を命じたはずの王翦その人であった。

第26話将の器
姜燕軍を追い詰めた王翦軍だったが、その行動すら読んでいた廉頗が自軍を率いて姿を現した。伝説の大将軍・廉頗の登場に士気が上がった魏国軍は、凄まじい勢いで襲い掛かろうとする。その状況を見ていた王翦は、しかしあっさりと自軍の砦に撤退してしまうのだった。一方、死闘を繰り広げていた信は輪虎に痛烈な一撃を撃ち込むも、討ち取る事かなわず撤退を余儀なくされる。

第27話決着の刻
流尹平野での戦いが始まり六日目、前日の死闘の傷も癒え、信は決戦のときを待っていた。しかし、この日の飛信隊は後方支援として待機することを命令される。不満がる信だったが、実は輪虎に当たりやすいようにとの配慮からだった。闘志を燃やす信。戦いが始まり、守備に徹した戦いを行う秦国中央軍に対し、輪虎はかの王騎軍の守備すらも貫いたという特殊な戦術を仕掛けてきた。

第28話最後の策
中央軍同士の激しい戦いと時を同じくして、蒙驁本陣で背後に廉頗が自軍を率いて現れた。攻め込んでくる廉頗に対し、蒙驁は長年にわたり練り上げて来た布陣で立ち向かう。一方、中央では秦国軍の陣形を輪虎が圧倒的な破壊力で突破してくる。ところが、その進撃を止めたのは、隊を分離して突撃してきた飛信隊であり、そして信は、再び輪虎と対峙するのだった。

第29話一瞬
蒙驁のしいた布陣をかわし、頂上へ向かって駆け上がって来る廉頗。もはや廉頗の突入は時間の問題であった。一方中央では、輪虎が前日の左腕の負傷にもかかわらず、信の足に深手を負わせていた。だが、信は傷の深さにも関わらず驚異的な精神力で立ち上がるのだ。戦いは激しさを増し、周りの者は手が出せず一騎打ちの様相を呈してくる。そんな二人の間に割って入ろうとする者がいた。

第30話大事な仲間
信は自分への注意がそれた一瞬の隙をついて輪虎を斬り伏せた。しかし、輪虎は再び立ち上がる。ボロボロになりながらも輪虎は、廉頗のために負けるわけにはいかないと語るのだ。同じころ、飛信隊の負傷兵を率い待機していた羌瘣の前にすさまじい破壊力を持った騎馬隊が突撃してきていた。深い傷を負っていた羌瘣は一瞬躊躇するも、副長として仲間のため立ち向かう。

第31話蒙ごう、退かず
信と輪虎の一騎打ちは激戦の末、信が勝利した。激闘を終えた信は、残してきた羌瘣の無事を確認すると、休む間もなく敵軍が迫る秦国本陣へと急ぐ。その本陣には敵将・廉頗が攻め込んで来ていた。圧倒的な威圧感を放つ廉頗を前に兵士たちが恐怖で動けなくなる中、蒙驁はただ一人、前へと進み出る。そして40年間の熱き想いを武器に、蒙驁は廉頗に一騎打ちを挑むのだった。

第32話色あせぬ時代
廉頗に一騎打ちを挑んだ蒙驁だったが、廉頗の圧倒的な武力の前にその矛は届かず、重傷を負わされてしまう。駆けつけた信もそんな二人を前に息をのむ。しかし、その後の廉頗の王騎将軍を侮辱するような発言に、信はたまらず怒声を上げ、真っ向から立ち向かうのだった。一方、魏国本陣には行方をくらませていた桓騎軍が攻め込み、魏国総大将・白亀西を捕えていた。

第33話勝利…そして
桓騎が魏国軍総大将・白亀西を討ち取ったとの報に、秦国軍本陣に攻め込んできていた介子坊は、戦を五分に持ち込むべく蒙驁を討ち取ろうとする。しかし、戦が詰んでいることを感じた廉頗は介子坊を制し、蒙驁に和睦を申し入れる。この瞬間、秦国軍の勝利が決定した!そして改めて廉頗と向かい合った信は、廉頗より大将軍の条件を突きつけられ、決意を新たにする。

第34話軍師の到着
勝利を収めた秦国。そして、武功を上げた信は正式に千人将に昇格する。勢いそのままに新たな戦場へと繰り出すが、連戦連敗を重ねてしまう。実は、今まで作戦立案を行っていた羌瘣が抜けた事で、これまでのように隊が機能しなくなっていたのだ。見かねた蒙恬の紹介により、飛信隊に新たな軍師が加入する事となったのだが、よそ者の加入に信たちは大きな拒絶反応を示すのだった。

第35話試練と覚悟
連戦連敗を重ねる飛信隊に新たに軍師としてやってきたのは、なんと河了貂であった。しかし、隊内の者から新参者の指示には従えないと拒絶されてしまう。だが、そうなることを十分に理解していた貂はひるむ事なく彼らと向き合い、戦場にとどまる覚悟を語る。信は貂の決意を真剣に受け止めながらも戦いへの口出しは認めなかった。しかし、その後も状況は好転せず、ついに河了貂が指揮をとる。

第36話上を行く
指揮を任された貂の機転により、飛信隊は魏国軍を見事にかわし、立て直しに成功する。今までと違う動きに違和感を感じた敵軍師は、飛信隊への新たな参謀役の加入を確信し、策を仕掛けるのだった。だが、貂の指示により飛信隊は圧倒的優勢の状況を作り出し、混乱した敵先鋒隊を一気に葬り去る。対する敵軍師は次なる一手を繰り出すが、それすらも上回る貂の作戦により飛信隊はついに勝利を収めるのだった。

第37話遠雷
貂の活躍により力を得た飛信隊は次々と敵を撃破。そんな彼らの活躍もあり、新たな土地の平定に成功した秦国は、領土拡大のための宣戦布告を行った。その動きを注視していた李牧は、なぜか燕軍との戦に動き出す。一方、咸陽では呂不韋が「相国」という地位に座り、さらなる権力を握ろうとしていた。呂陣営に対抗すべく、政は意を決しある場所へと向かう。

第38話謀略の舞台
かつて反乱を起こし幽閉されていた成蟜と対面した政は、成蟜とその一派を解放する代わりに呂陣営の勢力に対抗するための協力を要求する。一方飛信隊は、東の前線基地・東金へと向かう途中、韓軍に攻め込まれていた徐という国を救出する。それにより、当初の行軍予定とは別の道を進む事となるのだが、その最中、数千の兵を率いた李牧と遭遇する。

第39話新たなる伝説
威をふるう呂不韋に対し、成蟜と手を組んだ政は、発言権を持つ左丞相に昌文君を据える事に成功し、中国統一への足がかりを得る。一方、李牧と相対した信は、その言動から、更なる嵐がおこるであろう事を予感するも、それを乗り切るため決意を新たにする。中国統一を目指す政と、天下の大将軍を目指す信。二人は、それぞれの道をしっかりと見据えていた。

シーズン 3
シーズン3
26 エピソード · 2020
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シーズン 3
シーズン3
26 エピソード · 2020

第1話迫り来る合従軍
紀元前の中国・秦。下僕出身の身ながら“天下の大将軍”を目指す信は、武功を重ね、千人の部下を抱える“千人将”となっていた。自らが率いる“飛信隊”の軍師として河了貂を迎え、戦いに明け暮れていた信。そんな中、独自に各地の様子を探っていた秦国の将軍・騰と再会した飛信隊は、彼らから、趙国を中心に、各国に不穏な動きがあると聞く。それは秦国に未曽有の危機をもたらす大きな“嵐”の前触れであった。

第2話一堂に会す
列強六国から成る“合従軍”が秦国への侵攻を開始。危機的状況打開のため、軍総司令・昌平君は、東の斉国と交渉し、合従軍からの離反を促そうと考える。一方いまだ状況を把握しきれないまま、“雷原”で侵攻中の魏軍に追いついた飛信隊。そこで目にしたのは、魏軍総大将・呉鳳明自ら指揮を執る大軍を相手に、少ない兵数で善戦を繰り広げる秦軍の姿。それは、かつて信がその指揮下で戦ったこともある大将軍・麃公の軍だった。

第3話函谷関攻防戦
軍総司令・昌平君に召集され、秦国の名だたる将軍が一堂に会した。そうそうたる面々を前に昌平君は、国家存亡の危機を救う僅かな望みをかけた作戦を発表する。それは、全軍で国門“函谷関”にて敵を迎え撃つこと。この作戦を受け、秦国を挙げた大軍勢と函谷関へと集結。その中には信の“飛信隊”、信と同世代の将、王賁率いる“玉鳳隊”、蒙恬率いる“楽華隊”もいた。秦国の命運を握る戦いの幕がついに切って落とされた!

第4話二つの戦場
開戦の号令で始まった函谷関攻防戦。麃公将軍の下に配属された飛信隊は、隊長・信に率いられ、将軍直属の“麃公兵”と対する趙軍を次々と撃破してゆく。ところが勢いに乗っていたはずの麃公軍の動きが突然止まる。実は麃公軍は、趙軍総大将・李牧が全幅の信頼を寄せる副将・慶舎が張り巡らした罠にいつの間にか絡めとられていたのだ。一転、追い詰められる立場となった秦軍だが、この窮地を救う者が現れる。

第5話若き将の台頭
魏軍総大将・呉鳳明が造った新型の井闌車によって危機に陥った函谷関。だが望楼に立つ将軍・桓騎は不敵に笑いそれを見据える。一方、楚軍15万を相手にする蒙武と騰の連合軍では、血気盛んな蒙武が静かに戦況を見守っていた。父・蒙武からこの戦いの目的を聞いていた蒙恬は、父の意図を汲んで自身の楽華隊を率いて激闘を繰り広げる。しかし、その行く手には楚軍千人将・項翼、弓の名手・白麗が立ち塞がる。

第6話互いの自負
それぞれの隊を率いて秦軍・蒙恬と王賁、楚軍・項翼と白麗が相まみえた。若き将たちが戦場にて熱い火花を散らす!一方、秦軍の元王騎軍軍長・録嗚未は、楚国第一軍を率いる将軍・臨武君と戦っていたが、自らの武力に絶対の自信を持ち、数々の修羅場を潜り抜けてきた臨武君を相手に苦戦を強いられる。そこに大将軍・王騎に認められ、その死後、軍を引き継いだ副官・騰が現れる。騰と臨武君―― 互いの誇りをかけた戦いが始まる!

第7話穴だらけの荒野
恐るべき執念で命尽きるまで戦う兵たちを振り切り、ついに信が趙軍の将・万極のもとへとたどり着いた。あまたの“怨念”を背負うまがまがしい姿を見た信は、万極がかつて“長平”の地で、秦六将の白起が行った大虐殺の生き残りだと知る。凄まじい憎しみから秦国の民を無差別に殺してきた万極に激しい怒りとともに同情の思いも抱く信。その脳裏に戦乱の世を終わらせるための“答え”を持つ者と、いま自身がなすべきことがよぎる。

第8話女傑・媧燐
多大な犠牲を出しつつ早くも合従軍から二人の将軍を討ち取った秦軍。だが合従軍にはまだ多くの将がいる。楚軍はここで第二軍を率いる将軍・媧燐に第二軍とあわせ第一軍の指揮を任せる。自身の第二軍は動かさず第一軍にのみ戦いを強いる媧燐。さらに本陣に「全軍大いなる凡戦を連ねて十日後に函谷関を落とすべし」と進言。その意味に気づいた天才軍師・李牧の反応は?さらに静かに機をうかがっていた韓軍総大将・成恢も動き始める。

第9話蒙武の檄
一進一退の攻防を続けていた戦も十五日目、いよいよ双方全軍を挙げての戦いが始まった。力を温存していた秦軍主力の蒙武軍も進軍を開始。大将軍・蒙武の檄によって敵陣へと突撃した兵たちの激闘が続くも、なぜか味方の後続が来る気配がなく困惑が広がってゆく。だがここでついに蒙武が、今までの自らの戦い方を覆す戦法に打って出る! そして合従軍本陣に謎の進言をした楚軍第二将・媧燐は、次の作戦への準備を着々と整えていた。

第10話窮地の大抜擢
媧燐の奇策により混乱に陥る秦軍。録嗚未、干央が奮闘し何とか危機を脱するも、媧燐の本当の狙いは別にあり再び秦軍は窮地に立たされる。この状況に将軍・騰は急遽左右の軍の指揮官の入れ替えを決断。新たな指揮官として蒙恬と王賁を抜擢する。一方函谷関では、魏軍総大将・呉鳳明が持ち込んだ新兵器が国門を守る将たちを驚愕させ、先日の韓軍の攻撃で大打撃を受けた将軍・張唐率いる軍には、さらなる難局が迫る!

第11話武将の矜持
魏軍を翻弄する策を放ち、僅かな兵を率いて函谷関の外へ降り立った桓騎と張唐。魏軍になりすました両隊は入り乱れる大軍勢の中、総大将・成恢がいる韓軍本陣を目指す。あまりに大胆な奇策に、“将軍・桓騎”の才を垣間見る張唐。みずからも己の誇りをかけ、毒に冒された身をおし敵陣の中を進んで行く。一方、猛攻を受け続ける函谷関の上では、張唐から全体の指揮を託された将軍・蒙驁が、その覚悟に答えるため奮起する。

第12話媧燐軍の突撃
各戦場で秦軍の激闘が続く中、函谷関防衛の要となる山岳地帯では、将軍・王翦の軍と燕軍総大将・オルド率いる軍の戦いが続いていた。多くの山岳族を抱え山間部での戦いを得意とするオルド軍に苦戦を強いられた王翦は、思いもよらぬ行動に出る。一方、楚将・媧燐の策で窮地に陥った騰軍は、将軍・騰が自ら隊を率いて出撃するも、急遽五千の兵を与えられた楚軍千人将・項翼の執拗な攻撃に、身動きが取れなくなり…!?

第13話至強
高度な戦術で楚軍総大将・汗明の布陣の弱点を突いた蒙武軍。しかし、善戦を見せるも、汗明の側近三人の率いる軍にその勢いは止められ窮地に陥ってしまう。軍全体に焦りが広がる中、泰然と構え「全て作戦通りだ」と高らかに告げる蒙武。そしてついに、残った最後の五千の兵を率いて蒙武が出陣する。大将軍・蒙武が、天才軍師・昌平君が認めた“武”の力を示すべく、“中華最強”を自負する漢汗明に挑む!

第14話最強の漢
函谷関攻防戦で重要な意味を持つ、秦の将軍・蒙武と楚軍総大将・汗明の一騎打ちが始まった。これまで積み上げてきた戦歴と大将軍としての“格”ではるかに上回る汗明を相手に、互角の戦いを見せる蒙武。壮絶な大将同士の戦いを、秦、楚両軍の兵らが固唾をのんで見守る中、楚将・媧燐が人知れず不穏な動きを見せる。別の戦場で媧燐の動きに気づいた蒙武の息子・蒙恬は、胸騒ぎを覚え、乱戦の中、馬を駆って父のもとへひた走る!

第15話函谷関の裏
双方“決戦”の日と推察していた函谷関攻防戦十五日目。秦軍は、蒙武の活躍により戦況を盛り返した。魏軍と韓軍に内側まで攻め込まれ、苦境に立たされていた函谷関の守備軍もこの勢いに乗り、兵たちの奮闘で敵を押し戻し始めていた。だが、突如この流れを覆す事態が国門を襲う!開戦後まもなく楚将・媧燐が合従軍本陣に伝えた言葉の意味とは? 再び窮地に立たされた秦軍は、函谷関を守り抜くことができるのか!?

第16話李牧の行方
蒙武軍に続き、王翦軍の活躍により、戦局が秦軍有利へと大きく傾いた。これにより秦国は国家存亡の危機を脱したかと思われた。だが将軍・麃公はこれを「物足りない」と感じ、信もまた同じ思いを抱いていた。その頃、さらなる守りを固めるための軍議を行う王都“咸陽”に奇妙な報告が届く。それはやがて国全体を震撼させる火急の事態となり…!?秦国を滅ぼそうとする新たな一手が、王都・咸陽に迫る!!

第17話本能型の極み
飛信隊を引き連れ、王都の危機を救うためいち早く動いた大将軍・麃公は、仕掛けられた戦術を打ち破り、“大炎”李牧の元にたどり着いた。だが李牧の代わりに立ちはだかったのは、かつて馬陽の地で“秦国六大将軍”王騎を討った“趙三大天”龐煖であった。自らを「武神」と名乗り、禍々しい気を放つ龐煖を前に不敵に笑う麃公。大将軍同士の一騎打ちが始まろうとしていた…!!

第18話政の決断
李牧軍が王都・咸陽へと迫り、恐怖のどん底に落とされた秦国。その進軍の速さと勢いは天才軍師の昌平君の想像を上回り、秦は函谷関の兵を呼び戻せず、打つ手がない。この機に不穏な動きを見せる相国・呂不韋。咸陽では民の暴動も起きている。そんな中、秦王・嬴政は国を救うため動き始めた。一方、麃公の命を受け咸陽へ向かう信たちは、敵の追撃に身も心も疲弊する中、王都手前の城“蕞”へとたどり着いた。

第19話政、語りかける
秦国最大の危機に、王都から兵を率い秦国最後の砦・蕞に現れた秦王・嬴政。ボロボロの状態でたどり着いた信は、思いがけない再会に安堵する。嬴政は全ての民を集め、自らの決意を語り始める。それは大王自身も剣を取り、民たちと共に敵の進軍を食い止めるというもの。始めは戸惑い恐怖していた民だが、嬴政の力強い言葉と覚悟に心を動かされ奮い立つ!こうして迫り来る李牧軍との決死の攻防戦が始まろうとしていた。

第20話最初の夜
李牧軍が包囲する中、軍総司令・昌平君の命を受けた介億が援軍を従え到着。秦軍も防衛線の役者がそろった。ついに戦いへと突入する蕞。信率いる飛信隊は不慣れながらも奮闘を見せる民兵とともに獅子奮迅の戦いをする。その様子を李牧の側近で趙軍の若き三千人将・傅抵が興味深げに見つめていた。その頃、秦軍三千人将・壁を将とする東壁は、風上で優位に立つ敵軍の猛攻に苦戦していたが、ここには軍師・河了貂の秘策が…!?

第21話秘密の露見
飛信隊が守る南壁を、李牧の二人の側近・カイネと傅抵の隊が襲撃。傅抵と一騎打ちになる信だが、相手の素早い動きに翻弄され思うように戦えない。そのとき、信の脳裏に、かつて副長・羌瘣から投げかけられた言葉がよみがえる。一方、戦慣れしていない民兵たちの弱点を突くべく揺さぶりをかける李牧は、想像以上に激しい抵抗を続ける蕞に不審を抱く。唯一彼らを奮い立たすことができる人物に思い当たるも確かな情報はなく…!?

第22話出し尽くす
秦王・嬴政が蕞にいるという事実が趙軍に露見し、李牧は嬴政を捕えるべく全軍で総攻撃を開始。蕞は正念場に立たされることとなった。奮闘を続けてきた民兵たちが連日の戦いで次々に力尽き苦境に陥る中、戦場に響く嬴政の檄や信ら各城壁の将たちの奮闘で何とか闘志を繋ぎとめる。だが、地力で勝る敵の攻勢にとうとう蕞の士気は限界に。もはや“奇跡”にしか活路を見出せぬほど追い詰められた秦軍。勝機はあるのか!?

第23話破格の加勢
李牧軍の猛攻により陥落したかと思われた蕞。そこに姿を見せたのは、“山界の死王” 楊端和率いる“山の民”。一気に戦場になだれ込んだ彼らは、女王・楊端和と秦王・嬴政の結んだ同盟に従い、圧倒的武力で李牧軍を撃破してゆく。予想だにしなかった事態に敗色濃厚の李牧軍だが、そのとき、趙三大天である武神・龐煖が現れる。凄まじい気迫に誰もが圧倒される中、信は因縁の相手・龐煖を倒すべく立ち向かう!

第24話深謝
満身創痍の状態で、龐煖との一騎打ちに挑む信。一方、龐煖は、どんなに打ちのめしても決して折れない信の強さに戸惑いと苛立ちを隠せずにいた。激闘の中、何度も打ち込んできた信の一刀が、ついに龐煖の身体を捉える!王騎を、そして麃公を打ち破った宿敵・龐煖を相手に、信はその仇を討つことができるのか…!?秦国存亡を賭けた中華を揺るがす大決戦、その結末を左右する世紀の一戦の行方とは…!?

第25話巫舞の違い
秦国が、国の命運を握る戦いに全軍を挙げて挑んでいた頃、飛信隊副長・羌瘣は、“姉”と慕った羌象の仇討ちのため隊を離れ、趙国にいた。かつて伝説の暗殺集団“蚩尤”の里から逃げ出し、今は里の外で協力者として働く羌明から、羌象の仇・幽連の居所を聞く羌瘣。幽連が潜む“老山”の山中へと足を踏み入れた羌瘣だが、卑劣な手段を使うこともいとわない現・蚩尤の幽連に苦戦を強いられ…!?

第26話別の道
現・蚩尤の幽連と誰よりも蚩尤としての才能があると言われた羌瘣。最強の蚩尤同士の戦いは熾烈を極める。その身に“神”をおとして戦うと言われる蚩尤が使う“巫舞”を極めるため、現世へのしがらみや想いを全て断ち切った幽連の圧倒的な強さに追い詰められる羌瘣。だが、抗う力もないまま失いかけた意識の中で、羌瘣は、一筋の“光”を見る。その“光”に“巫舞の秘密”を垣間見た羌瘣は…!?

シーズン 4
シーズン4
26 エピソード · 2022
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シーズン4
26 エピソード · 2022

第1話戦後の七国
紀元前中国の秦国。 “天下の大将軍”を目指す“飛信隊”隊長・信は、国門・函谷関を巡る合従軍との攻防戦での働きを認められ、“三千人将”へと昇格した。更に、一時は隊を離れていた副長・羌瘣も戻り活気づく飛信隊。一方、王都・咸陽も秦王・嬴政に御子が誕生し沸いていた。 函谷関攻防戦という大きな戦によって疲弊した各国が、それぞれ国力を試される “内乱期”へと突入する中、秦国もまた、新たな波乱の時を迎えるのだが……!?

第2話不穏な影
合従軍戦後の復興が進む中、国の実権をかけた秦王・嬴政と相国・呂不韋の争いはますます激化していた。弟・成蟜の力添えで勢力を拡げる嬴政陣営と、財力を使い陣営を増やす呂不韋の争いはほぼ互角となるが、そんな折、成蟜の第一夫人・瑠衣が帰省中の故郷・屯留へ趙軍が侵攻。秦国にとって北東の要所ではあるが、力のある将軍は各方面に遠征しており急ぎ向かわせることができない。この状況に成蟜が自ら出陣を申し出る。

第3話討伐軍出陣
趙軍制圧に向かったはずの成蟜軍が一転、屯留で反乱を起こしたとの報が届き騒然とする咸陽。これを受け呂不韋は、屯留を中心とする北東部での成蟜の人気を考え、反乱が拡大する前に討伐軍を送るべきだと言い放つ。だが一連の動きに謀略の気配を感じ取っていた嬴政は、反乱軍の討伐、そして真相究明のために成蟜を生きて都に連れ帰ることを目的に、側近・昌文君配下の将軍・壁の軍、別働隊として信率いる飛信隊を屯留へと向かわせる。

第4話屯留攻城戦
飛信隊と壁軍が合流し、ついに屯留攻城戦が始まった。今回の飛信隊の役目は早さが勝負のため、戦力に優れた信と羌瘣をそろって成蟜の元へと向かわせる軍師・河了貂。一方策略により牢に囚われ、城主代行・蒲鶮から此度の反乱のカラクリを聞き出した成蟜は、別の牢に囚われている瑠衣を救出し、蒲鶮の野望を阻止するため脱獄を企てる。果たして、互いの身を案じる成蟜と瑠衣は再会を果たせるのか? そして成蟜救出を託された飛信隊は!?

第5話剣と盾
羌瘣や飛信隊の仲間とともに、成蟜と瑠衣が囚われていると思しき場所を探す信。だが屯留城内は乱戦状態となっており、成蟜はおろか反乱の首謀者・蒲鶮さえも見つけられない。 一方、反乱兵との交戦で深手を負った成蟜は、救い出した瑠衣に援軍を連れてくるよう頼むと、その場に留まり、蒲鶮ら追手を迎え撃つ。 成蟜の元に援軍を連れ帰るため走る瑠衣と救出を託された飛信隊は、成蟜の危機を救い、ともに都に帰ることができるのか!?

第6話新たな要所
秦国と魏国の国境付近にある著蕹にて、大将軍・呉鳳明率いる魏軍と交戦中の秦国将軍・騰により、信の“飛信隊”と王賁の“玉鳳隊”が増援部隊として召集された。ところが魏に謎の三軍が合流し、秦軍は戦力的不利に。状況を打破するため騰は、趙国との国境付近・拡陽に陣取る王翦軍に援軍を要請しようとするも王翦の嫡男・王賁がこれに反対する。その真意とは!? 各国の傑物達も注目する中、秦は新たな要所・著蕹を攻略できるのか!?

第7話呼びかけ
王賁の進言により、秦は騰配下の録嗚未軍、玉鳳隊、飛信隊の三軍を主攻に、魏軍の布陣の僅かな隙を攻める策に出る。主攻の一つとして魏軍本陣を目指し突き進む飛信隊は、戦力差を克服するため軍師・河了貂の指揮でまずは敵第一陣を徹底的に叩く。そんな中、魏軍の将軍・凱孟が自ら前線に現れ、信に一騎打ちを持ちかける。魏国が誇る剛将であり、かつて戦場にその名を轟かせた“魏火龍”の一人・凱孟に、信が挑む!

第8話貂の存在
乱戦の最中、河了貂が凱孟軍の本陣へと連れ去られた。敵に捕らえられた軍師・河了貂の救出を優先するか、このまま作戦を続行するか、意見が分かれる飛信隊。そんな中、羌瘣は、河了貂救出のために一つだけ試す手立てがあると言う。一方、初日でつまずいた飛信隊とは対照的に、王賁の玉鳳隊は、高い戦闘力に加え、新たに加入した王翦将軍の側近の一人・関常率いる千人隊の働きもあり、快進撃を続けていたが…!?

第9話紫伯の名
魏軍本陣に向け進撃を続ける玉鳳隊の前に、もう一人の魏火龍・紫伯率いる軍が立ちはだかった。知と武勇を併せ持つ紫伯は、優れた戦術で玉鳳隊を翻弄。度重なる死地での戦いを強いられた生い立ちにより極みへと達した槍で、次々と玉鳳隊員を葬ってゆく。これを目の当たりにした関常は、乱戦を解きすぐさま隊を離脱するよう王賁に進言。だが王賁は、自らが立てた作戦遂行のためこのまま敵将・紫伯を討つと言い放つ。

第10話中華の注目
著雍の戦い三日目。飛信隊、玉鳳隊に続き録嗚未軍も本格的に加わり、いよいよ決戦の時が近づく!連日、凱孟軍と戦闘を繰り広げていた飛信隊はついに凱孟軍本隊と激突。しかし、軍師・河了貂の作戦に従い隊長・信を中心に奮闘するも、凱孟軍軍師・荀早の隙のない布陣を打ち破ることができない。一方、紫伯軍と戦う玉鳳隊は、比較的余力のある関常隊を主攻に攻略を目指すも苦戦を強いられることとなり……!?

第11話修練の日々
一度は敗北を喫した“槍の紫伯”に再び挑む王賁。幼い頃からたゆまぬ努力と鍛錬を重ね、“達人”の域と称される槍術で戦う王賁だが、死地で鍛え抜かれた紫伯の槍さばきをかいくぐることができない。当初より今回の作戦に難色を示していた関常が玉鳳隊の副長・番陽に王賁を退かせるように告げる中、王賁の槍が紫伯を捉え始める!王一族宗家を継ぐ者・王賁には、その責務として抱く強い思いがあった。

第12話傑物達の世代
飛信隊、玉鳳隊、録嗚未軍が目の前の敵を突破し、一斉に魏軍本陣を襲撃。総大将・呉鳳明の首級をあげるため、最後の激闘を繰り広げる。予想だにしなかった展開に魏軍は混乱に陥るが、その中にあって冷静に思考を巡らせた呉鳳明は、秦軍の作戦の唯一の欠点を突くためすぐさま行動を開始する。各国が注目するなか、魏国の傑物・呉鳳明に挑んだ秦国の若き将たちは、この戦いに勝利し、著雍攻略を果たすことができるのか!?

第13話咸陽の動き
秦軍・騰、魏軍・呉鳳明をそれぞれ総大将とした著雍の戦いを終え、秦国は今後に向けて軍事重要拠点の更なる強化を目指すこととなる。王都・咸陽の動きも慌ただしくなる中、嬴政率いる大王派、呂不韋率いる相国派に並ぶもう一つの勢力、嬴政の実母・太后を頂点とする後宮派が突如、軍事拠点の一つ“山陽”一帯の統治を申し出、三大宮家が推す宦官の嫪毐に山陽長官を任せると告げに現れる。

第14話新しい国
三大宮家の後見により、山陽一帯の統治に着手し始めた太后、嫪毐ら後宮勢力は、山陽を越え、秦国最北の地・太原にて「一帯を“毐国”とする。」と宣言。宮廷内に激震が走るも、政治とは無縁の者たちによる建国は当初、頓挫するものと考えられた。ところが毐国は順調に建国を進め、この機に乗じた楚軍が秦国に向け侵攻を開始する。毐国と楚国による密約が確定的となる中、呂不韋は落ち着き払いこの事態を見つめていた。

第15話何もない男
毐国建国による混乱に乗じた各国の動きを注視する事情から、秦国は著雍戦で功績のあった者を昇格させ、新たな軍の強化を図る。一方、列国からの援助もあり勢力を増す毐国では、想定以上に強大化する国の状況を警戒する太后が嫪毐に忠告。偽りの宦官から太后の愛人となり、毐国の王と祭り上げられる自身の立場に恐れを抱く嫪毐。そんな中、大臣・虎歴からあることを持ちかけられ…?

第16話加冠の儀
太后とその愛人・嫪毐との間に隠し子がいたことが咸陽に露見。制裁は免れないとの情報がもたらされ騒然とする毐国。大臣・虎歴は太后と嫪毐に対し、挙兵するか、太后、嫪毐、そしてその子らの首を差し出し降伏するかの二択を迫る。もはや後戻りのできない状況に太后が下す決断とは…?一方、秦国の旧都“雍”では第31代秦王・嬴政の“加冠の儀”に向けて、式典の準備が着々と進められていた。

第17話三方ゆずらず
秦国の旧都・雍に国内外から多くの要人が集まり、いよいよ第31代秦王・嬴政の加冠の儀が執り行われることとなった。目の前に現れた嬴政の堂々たる姿に皆が息を呑む中、式典は厳かに進んで行く。ところがその最中、何らかの方法によって函谷関をすり抜けた毐国軍が王都・咸陽に迫っているとの急報が!報せを受け式典の中止を告げる相国・呂不韋だが、嬴政はこれを制し、続行することを宣言する。

第18話渡河の戦い
王都・咸陽に迫る危機にいち早く気づいた飛信隊が、咸陽の近く“渭水”へと辿り着いた。この川を渡れば王都はすぐそこ。そんな飛信隊の前に、かつて合従軍との戦の折、大王・嬴政とともに戦った民兵を含む蕞の兵たちが援軍として現れる。大王の危機に奮起した蕞の兵たちと咸陽を目指し、舟で渭水を渡る飛信隊。だが、これを迎え撃つべく対岸を押さえた敵の激しい攻撃により、渡河は困難を極める。

第19話袂を分かつ
反乱鎮圧軍と合流した飛信隊と蕞の兵たちが、攻城戦の只中にある咸陽に到着した。だが、守備が手薄となっていたところを狙われた咸陽は、敵軍と通じる者たちによる裏切りもあり、すでに都の中には敵が攻め入り、信たち鎮圧軍も大軍に阻まれ近づくことができない。一方その頃、嬴政の加冠の儀を見届けた昌文君は、窮地にある咸陽へ急ぎ向かおうとするが、その昌文君に“思いもよらない人物”が声をかける。

第20話夢のような国
加冠の儀を終えた嬴政は咸陽の戦いによって決まるこの先の未来を見据え呂不韋と対峙する。呂不韋は嬴政の抱く中華統一という宿願を「血の通った人間の歩む道ではない」と一刀両断。自身が考える“天下の起源”と“人”について語り始める。その頃咸陽では秦軍が反乱軍の猛攻に苦戦を強いられる中、後宮で暮らす宮女・向は嬴政の血を引く我が子・麗を守り抜く決意をし、親友・陽らとともに安全な場所へ避難を急いでいた

第21話唯一の勝機
“中華統一”によって国を一つにし、戦国時代を終わらせることを目指す嬴政に対し、呂不韋は「戦う動機は人それぞれにあり、人の世から戦はなくならない」と言い切る。しかし嬴政は「世の中をより良い方向へと進めることこそが為政者の役目である」と述べ、人の心の本質とそれを教えてくれた恩人のことを語り始める。一方咸陽では、秦国への復讐に燃える戎籊公率いる軍に押し込まれた秦軍が、劣勢を覆すことができずにいた。

第22話命がけの逃避
王女・麗を守るべく走る向と陽の前に、後宮まで入り込んだ敵の一隊が現れた。王女とその母・向を逃がすため身を挺して敵に立ちはだかる覚悟を決めた陽。そこに飛信隊隊長・信が駆けつける。一方、咸陽の城外で戦いの指揮を執る河了貂は、劣勢の続く秦軍に焦りを募らせていた。これ以上敵を城内に侵入させないため、陣を仕切り直す猶予もない。必死で打開策を見出そうとする河了貂だが……!?

第23話逆転の猛進
嬴政の側近・昌文君とともに、軍総司令・昌平君が軍を率い咸陽に到着した。戦況を確認した昌平君は、自ら先頭に立ち敵将・戎翟公を討つべく進撃を開始。その猛々しい姿に兵達が目を見張る中、昌平君直下部隊は、河了貂らと連携して陣形を整え、戎翟公を追い詰めてゆく。軍総司令指揮の下での逆転の策で、窮地に陥った王都・咸陽を救うことはできるのか!? 秦国の未来を決める戦い――その決着の時が近づく!!

第24話内乱の終着点
咸陽での戦いが終わった。これにより秦王・嬴政と相国・呂不韋の権勢争いもついに決着がつき、秦国は新たな時代を迎える事となる。此度の反乱の首謀者として捕らえられた嫪毐は、これまでの経緯を包み隠さず自供し刑に処される事となったが、そこへ突如太后が現れ自身の罪を語ると、嫪毐とともに刑を受ける事を望む。しかしこれを聞き入れない嬴政。すると太后は思わぬ事を口走り、その場にいた者すべてを驚かせる行動に出る。

第25話雄飛の刻
反乱に関係した者たちがそれぞれの罪による処分を受ける中、最も反乱に深くかかわったとされる呂不韋に関しては、これまで国の中枢にいたことから精査すべきことも多くいまだに裁くことができずにいた。そんな中、信は嬴政から中華統一に向けた今後の構想について聞くことになる。一見、無謀とも思える計画に驚きを隠せない信だが、本格的な中華統一のため、「“六大将軍”を復活させる」との嬴政の言葉に奮い立つ。

第26話六将の行方
第31代秦王・嬴政の下で秦国が生まれ変わろうとしていた頃、大国・楚もまた歴史的な局面を迎えていた。これまで国を支えてきた考烈王と宰相・春申君が倒れ、国政に混乱が生じたのだ。これにより思いもよらない人物が楚国の宰相に就くことになる。一方秦国では、信、王賁、そしてもうひとりの同世代の将・蒙恬が、嬴政が発した「六大将軍の復活」に向け更なる飛躍を誓い合う。乱世の歴史は、さらに大きく動き始める!

シーズン 5
シーズン5
13 エピソード · 2024
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第1話化物達の出陣
紀元前・中国の秦国。天下の大将軍を目指す飛信隊隊長・信は、数々の武功をあげ将軍の一歩手前五千人将となった。更なる武功のため総大将・桓騎の下、趙国にある黒羊丘攻略に挑む信率いる飛信隊。だが樹海に囲まれた戦場に戸惑う飛信隊を趙軍副将・紀彗の側近らが密かに狙っていた。波乱の黒羊丘攻略戦の幕が開く!!

第2話戦場の匂い
趙軍副将・紀彗のふたりの側近・馬呈、劉冬の巧みな戦術に翻弄される飛信隊の苦戦により、開戦早々に不利な戦局に追い込まれた秦軍。危機感を覚えた総大将・桓騎は、自ら状況打破のために動くが、この動きに反応した趙軍総大将・慶舎も自ら精鋭部隊とともに打って出る。その頃、飛信隊の斥候として先へと進んでいた副長・羌瘣の小隊は、樹海地帯の中で予想外の光景を目にする。

第3話黒羊の夜
趙将・慶舎と紀彗が率いる軍に阻まれ、秦軍は前線を押し上げることができないまま夜をむかえる。前線を大きく後退した場所に置かざるを得なくなった秦軍。そのことで斥候に出た羌瘣の小隊は趙軍側に取り残されることとなってしまう。しかし、羌瘣は逆にこの状況を利用し、密かに敵将を狙うのだが……。一方、敵の策略に嵌り追い込まれることになった責任を問われた信は、軍師・河了貂と共に明日以降の反撃を誓う。

第4話副長の責任
樹海地帯の中央にある巨大な丘を巡り、両軍による陣取り合戦が始まった。飛信隊は信が宣言した「中央丘横まで軍を進める」ことを最低条件に戦いを進めてゆくが、そんな飛信隊の目の前に、流れる川の対岸に陣取った敵軍が立ちはだかる!河了貂は、師である天才軍師・昌平君も「無手」と断言する“橋も舟もない渡河の戦い”を攻略するため、作戦の“要”となる重要な役割を最古参の副長・渕に任せる。

第5話執念の渡河
河了貂、そして隊長・信からの信頼に応えるため奮闘する渕と別働隊の活躍により、川の浅瀬で猛攻に晒されていた信たちも対岸への上陸に成功。飛信隊の反撃が始まった。 一方、激しい攻防が続く中央丘の陣取り合戦は、桓騎軍の副官のひとり・黒桜率いる隊が、対する紀彗軍を相手に大いに前線を押し込んでいた。しかし、黒桜隊が総攻撃を仕掛けようとしたそのとき、敵軍前線に将軍・紀彗がその姿を現し……!?

第6話黒羊の大一番
怒涛の反撃で馬呈・劉冬軍から戦いの主導権を奪い取った飛信隊は、勢いに乗り、黒羊の戦局を大きく動かすべく、中央丘を狙った次の攻撃に打って出る。飛信隊の活躍により、戦いを有利に進める絶好の機会に恵まれた秦軍。この好機に、秦軍総大将・桓騎の動きに注目が集まる!一方その頃、劉冬との戦いで重傷を負った羌瘣は、樹海地帯にあるとある集落で目を覚ましていた――。

第7話離眼の悲劇
思いもよらない桓騎の行動により、飛信隊は、立て直した馬呈・劉冬軍と再び激闘を繰り広げることとなった。中央丘の各戦場では相変わらず膠着状態が続いており、慶舎は桓騎を追い詰めるため今回の戦いの“標的”の一つ・飛信隊を壊滅させようと動き出す。一方、樹海地帯の集落で怪我の手当てを受ける羌瘣は、“長”である混バァから紀彗が城主を務める“離眼城”で起きた悲劇について話を聞いていた。

第8話一瞬の出来事
自ら精鋭部隊を率いて出陣した慶舎の急襲とこれに呼応して素早く包囲へと布陣を切り替えた馬呈・劉冬軍によって、絶体絶命の危機に立たされる飛信隊。これにより秦軍は大きな打撃を受けるかと思われた。ところが、紀彗と慶舎の副官・金毛は上策であるはずの慶舎の急襲に、なぜか奇妙な違和感と不安を覚える。果たして、二人が抱いた“違和感の正体”とは!? そして追い詰められた飛信隊は!?

第9話〝凶〟
隊長・信の一言で、飛信隊は趙軍総大将・慶舎を討ち取る作戦を決行する。しかしこれに気づいた劉冬に行く手を阻まれ慶舎のもとに近づくことができない。そこにようやく戻った羌瘣が合流。劉冬軍との戦いを引き受けた羌瘣隊にその場を任せ、信は隊を率いて慶舎本陣の中を駆け抜ける!!黒羊丘攻略のための起死回生の一手を狙う信の刃は、敵軍総大将・慶舎に届くのか!?

第10話矜持の咆哮
中央丘の攻略を目指す紀彗、金毛率いる軍の猛攻が続く中、桓騎は突如自軍に丘からの撤退を命令。中央丘は趙軍の手に落ちた。これに納得がいかない黒桜ら副官に対し、桓騎はあることを告げる。一方、何とか慶舎軍を振り切りもとの戦場に戻った飛信隊は、樹海の先で起きている異変に気づき駆けだした羌瘣を追って、とある集落に辿り着く。飛信隊はそこで、驚愕の光景を目にすることとなる――。

第11話尾平と飛信隊
の非道を目の当たりにし、激しい怒りに駆られる信と羌瘣。桓騎軍のやり口を巡り、飛信隊と桓騎軍が一触即発の状況に。開戦前に行われた隊の入れ替えで桓騎軍に組み込まれた飛信隊の尾平は、この場を収める役目を任されることになるが、その懐から桓騎の手下に無理やり手渡された略奪品が。弁解もできないまま、信に飛信隊からの追放を言い渡されてしまう尾平は――。

第12話勝敗の夜ふけ
総大将・桓騎から中央の丘の奪還を任され、攻撃の機会をうかがう飛信隊。しかし、趙軍が着々と砦化を進める中央丘を落とすことは難しいと思われた。その頃、趙軍の本陣では、桓騎によって揺さぶりをかけられた紀彗が、趙将として、離眼城の城主として、究極の選択を迫られていた。趙国の未来に大きく関わる戦いの最中、紀彗が下す決断とは!? 黒羊丘攻略戦。その決着の時が近付く!!

第13話蔡沢の矜持
黒羊丘の戦い後、改めて他国の動きを警戒する秦国。そんな中、蔡沢が斉国の王建王と趙国宰相・李牧を伴い、咸陽に帰国。蔡沢の仲介で、急遽、秦王・エイ政と斉王による会談が開かれる。“中華統一”が成された時、「人が人を殺さなくてすむ世界がくる」と断言するエイ政に対し、これを「空論だ」と断じる斉王。大国の王同士が思い描く中華の未来とは!?

シーズン 6
シーズン6
13 エピソード · 2025
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第1話秦の障壁
紀元前中国の秦国(しんこく)。“天下の大将軍“を志し数々の武功を上げてきた“飛信隊(ひしんたい)”隊長・信(しん)は、隊をさらなる高みへと導くため厳しい試験による新兵の選抜を行っていた。その頃王都・咸陽(かんよう)では、趙国(ちょうこく)宰相・李牧(りぼく)が秦王・嬴政(しんおう・えいせい)に謁見。嬴政の宿願“中華統一”を批判し両者は激しく対立する。いよいよ歴史は大きく動き始めようとしていた――。

第2話激動の起こり
黒羊(こくよう)を新たな拠点に趙国の攻略を進めようとする秦軍(しんぐん)。ところが李牧の戦略によって戦いは長期化を免れない状況となる。これを避けたい軍総司令・昌平君(しょうへいくん)は“大胆な奇策”による突破を狙う。一方、左丞相・昌文君(しょうぶんくん)は、「中華統一後に“法”が治める“法治国家”を作り上げる」との嬴政の言葉を受け、対立関係にあった法家・李斯(りし)を密かに訪ね協力を求めていた。

第3話秦軍の陣容
る趙軍との総力戦に向け、王都・咸陽に大軍が集められた。軍総司令・昌平君は、今回の戦いが、桓騎(かんき)、楊端和(ようたんわ)、王翦(おうせん)による連合軍戦となることを告げ、全軍の“総大将”が発表される。一方、秦軍の侵攻が始まったとの報せを受けた李牧は、迎え撃つ軍を西部前線の城に召集するよう指示。さらに情報収集を担う腹心の一人・舜水樹(しゅんすいじゅ)にはある助言を与える。

第4話趙の国門
秦軍の動きを探るため最前線で情報を集めていた舜水樹から李牧のもとに、戦いの行く末を大きく左右するある報せが届いた。それを聞いた李牧は!?一方、兵糧の中継地点、金安(きんあん)に到着した秦連合軍では、各軍各隊の将たちが集められ、今回の戦いの真の目的が明かされる。作戦の要となる趙の国門・列尾(れつび)を押さえるため行軍を速める秦軍とこれを阻もうとする趙軍。両軍総力を挙げての戦いの火蓋がついに切られた!

第5話列尾攻城戦
楊端和率いる山の民軍と飛信隊による列尾城攻めが始まった。女王・楊端和の檄を合図に勇猛果敢に攻め込む山の民軍。その凄まじさに信たちが唖然とする中、城壁の攻め所を見つけた楊端和は、最強の戦士・バジオウを送り込むべく、飛信隊に“腕のいい弓使い”による援護を要請する。隊長・信は、この役目を新入りの優秀な弓使い・仁(じん)と淡(たん)の蒼(そう)兄弟に任せるが…!?

第6話列尾の罠
秦軍の狙いに気付き、急ぎ王都圏へ向かう李牧の元に「列尾陥落」の報せが届いた。動揺する兵たちに、李牧は「列尾には私の施した秘密がある」と告げる。一方、列尾城に入った秦連合軍は、総大将・王翦が姿を消す中、桓騎、楊端和、飛信隊隊長・信と軍師・河了貂(かりょうてん)、“楽華隊(がくかたい)”隊長・蒙恬(もうてん)、“玉鳳隊(ぎょくほうたい)”隊長・王賁(おうほん)らが重要な軍議に臨もうとしていた。

第7話陥落の武器
李牧の戦略によって当初の予定が無に帰し、秦連合軍は総大将・王翦の策で列尾を捨てることになった。王翦は目指すべき鄴(ぎょう)へは直接向かわず、小都市・吾多(ごた)を皮切りに、趙国の王都圏にある中・小都市を次々に陥落させると、民間人を傷つけることなく別の城へ向かうよう厳命する。連合軍内だけでなく、秦国王都・咸陽をも困惑させる王翦の行動だが、その狙いとは…!?

第8話火蓋を切る
ついに秦連合軍が趙国第二の都市・鄴に到達。ここで桓騎軍、楊端和軍と袂を分かった王翦軍は、飛信隊、楽華隊、玉鳳隊と共に朱海(しゅかい)平原へと向かい、李牧率いる趙軍と対峙する。戦いは、楽華隊五千と離眼(りがん)城城主・紀彗(きすい)率いる趙軍三万の激突で幕を開ける!圧倒的な兵力差をものともせず、素早く隊を率いて敵陣へと斬り込もうとする蒙恬。形勢逆転することはできるのか…!?

第9話覚悟の比重
数で優る紀彗軍を翻弄し戦う楽華隊のもとに、主攻となる王翦軍第二将・麻鉱(まこう)率いる軍が到着。王翦軍内で最強の攻撃力を持つと言われる麻鉱軍が強力な波状攻撃によって紀彗軍を追い詰めてゆく。一方反対側の戦場では、王翦軍第一将・亜光(あこう)率いる軍に従う玉鳳隊が出陣の時を待っていたが、将軍・亜光が玉鳳隊に伝えた命令は、「待機」だった。これに対し隊長・王賁は参戦を求め強く反発するが……。

第10話犬戎の末裔
楽華隊、玉鳳隊がそれぞれ大きな働きをする中、総大将・王翦より飛信隊に重要な役目が与えられた。別働隊として趙将・紀彗を狙う信たちが、戦局を動かすべく、密かに敵陣へと迫る!!その頃、朱海平原から離れた橑陽(りょうよう)では、楊端和軍が対する趙軍を圧倒していた。一方、李牧から指揮を任された舜水樹はこの戦いに勝つため、独自の自治権を持つ“犬戎族(けんじゅうぞく)”を援軍として引き入れようと目論む。

第11話必殺の別働隊
乱戦の中、麻鉱軍と楽華隊の間を抜け、信率いる別働隊が紀彗軍本陣を急襲。紀彗を追い詰めるもその時、李牧自らが“必殺の別働隊”として現れたことで戦いの流れが変わる! 思いもよらない李牧の一撃により総崩れの危機に陥る麻鉱軍。蒙恬率いる楽華隊と合流した信たちは蒙恬の指揮の下、麻鉱軍の戦力を復活させ軍の崩壊を食い止めるための策に打って出る!共闘する楽華隊と信たちは麻鉱軍の窮地を救い敗戦の流れを回避できるのか!?

第12話格不足
信たちと楽華隊の奮闘で士気が戻った麻鉱軍。蒙恬はこの勢いに乗り、前線を押し戻すべく次の一手を打つ。一夜明け麻鉱軍が立て直しを図る中、反対側の戦場では玉鳳隊が亜光軍と共に対する趙軍と戦っていたが、その最中、機会を伺っていた趙峩龍(ちょうがりゅう)軍が王賁を討ち取ろうと出撃。趙軍の「陰の英傑」と呼ばれる趙峩龍軍の猛攻に防戦一方の玉鳳隊。だがその時、王賁の脳裏に以前蒙恬が語った“ある言葉”が甦り……!?

第13話大将軍の景色
命の危機に反撃の策を見出した王賁が、隊を率いて敵陣内を強行突破。誰の目にも無謀な行動と見える中、形勢を逆転させる王賁の“狙い”に気付き驚愕する趙峩龍は……!?一方、予想を超える戦いを見せる楽華隊と玉鳳隊によって思わぬ苦戦を強いられる李牧は趙峩龍と並ぶもう一人の陰の英傑・尭雲(ぎょううん)に出陣を要請。飛信隊が、楽華隊、玉鳳隊以上の武功を狙い機を伺う中、戦いは新たな局面を迎えんとしていた――!
